【知らなきゃヤバい】津波に一瞬で飲み込まれる人が地震直後にとる行動10選。意外にしてる人多すぎです。

みなさんこんにちは!HIRO防災です!
今、インターネット上やSNSで「2025年7月5日に大災害が起こる」
という予言が大きな話題になっていますよね。
この情報に不安を感じている方も少なくないのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、このような予言話は「デマ」であると断言できます。
しかし、「どうせ何も起きないんでしょ」と何の対策もしないことこそが、最も危険です。
この記事では、元消防士である私が、
この予言の真相と、私たちが今本当にすべき防災対策について詳しく解説します。
自己紹介

私は大分県別府市の消防本部で約10年間勤務していました。
消防隊、はしご隊、救助隊などを経験し、
平成28年熊本地震での災害活動や、大分県中津市の山崩れ、広島県の豪雨災害での捜索活動など、
多くの大規模災害現場での経験があります。
この経験をもとに、皆様に分かりやすく防災について発信していきたいと思っています。
2025年7月5日の予言。なぜこれほど話題に?その内容は?

この予言がこれほど注目されている背景には、
複数の予言者や著名人が「2025年7月5日」という具体的な日付を挙げていることがあります。
特に話題の中心となっているのは、漫画『私が見た未来』の作者であるたつき諒さんです
彼女は2011年の東日本大震災を予知夢で「当てた」と言われ、注目を集めました。
このたつき諒さんの最新の完全版には、「本当の大災難は2025年7月」と記されており、
さらに「7月5日午前4時18分にフィリピン海で海底大爆発が起こり、40m級の津波が日本を襲い、国土の1/4から1/3が水没する」
という非常に具体的な内容が示されています。
このような高い具体性ゆえに、イメージしやすく、その恐ろしさに心理的に怖さを感じるのは当然ですよね!
なぜ「デマ」と断言できるのか?

「複数の予言者が同じ日を指しているなら、本当なのでは?」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、この予言がデマであると断言できる理由は以下の通りです。
科学的根拠がない
予言には科学的根拠が一切ありません。
気象庁の公式見解でも、地震の発生日時、場所、規模を正確に予知することは現代の科学では不可能とされています。
つまり、日付を指定している予言はデマと判断すべきなのです。
たつき諒さん自身の意図
たつき諒さんご本人も、この記載が「防災意識が高まってくれたら嬉しい」という意図であり、と語っています。
これは、予言が防災への「きっかけ」として捉えられるべきものであることを示唆しています。
注意:スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんの名前を使って、
あたかも江原さんが予言について発言したかのように拡散されているケースも見られますが、
江原さん自身は一切発言していないことが確認されています。
デマだけど危険には変わりない

予言はデマであると断言できますが、だからといって何も対策しないのは非常に危険です。
なぜなら、日本は世界有数の「災害大国」だからです。
近い将来には南海トラフ巨大地震が起こる可能性も指摘されており、
今後30年で70~80%の確率で発生するとも言われています。
もしかしたら、予言とは関係なく、2025年7月5日に災害が発生する可能性だってゼロではありません。
だからこそ、この予言を頭ごなしに否定するのではなく、
「災害に興味を持つきっかけ」として前向きに捉えることが非常に重要です。
この予言を機に防災意識を高め、対策を見直すことができれば、それは私たちにとって大きなプラスとなります。
今すぐやるべき!防災対策15ステップ(南海トラフ巨大地震に備

南海トラフ巨大地震を心配されている方も多いと思いますので、
地震に特化した形で、今すぐできる防災対策を15項目ご紹介します。
1.家具の固定
就寝中の無防備な状態での家具転倒は特に危険です。
固定している場合でも、棚の上に重いものを置いていないか再確認しましょう。
2.地震によるガラス飛散への備え
ガラスが飛散した場合に備え、すぐに履けるスリッパや靴を枕元や部屋の出口に用意しておきましょう。
足の怪我から細菌感染することもあるため、軽視せず準備することが大切です。
3.飲料水と食料を1週間分以上備蓄
最低3日分、できれば1週間分、さらには2週間分を目安に用意しましょう。
飲料水は一人一日3Lが目安ですが、調理やトイレにも水を使うため、多めに用意するか、携帯浄水器のような代替品も検討すると良いでしょう。
4.防災リュックを用意
地震発生直後は自分の身を守ることが最優先ですが、その後、自宅避難が困難になった場合に備え、
避難生活や車中泊に必要な最低限のものをリュックに入れて準備しておきましょう。
5.ヘッドライトとヘルメットをセットで備える
頭部の保護は非常に重要です。
家具の転倒などから頭を守ることで意識を失うのを防ぎ、火災時の煙を吸い込むリスクも減らせます。
ヘルメットにヘッドライトを装着しておくと、停電時も両手が使えて便利です。
6.通信手段の確保と情報収集体制の構築
ラジオや災害用伝言ダイヤル、災害時無料Wi-Fiの存在を知っておくことが大切です。
災害時は情報が命であり、デマも拡散されやすいため、公式情報を入手できる手段を複数確保しましょう。
家族との連絡手段もLINEだけでなく複数用意しておくと安心です。
7.家族の集合場所と連絡手段を事前に決めておく
災害発生時は自分の命を守ることが最優先ですが、その後、家族と合流するための集合場所や連絡方法を事前に決めておくことは心の安心に繋がります。
ただし、災害状況に応じて臨機応変な対応が必要であることも頭に入れておきましょう。
8.ハザードマップで自宅のリスクを確認
ご自身が住んでいる地域が、津波や河川の氾濫、土砂災害などのリスクがある場所かを確認しましょう。
Yahoo!防災速報などのアプリで簡単にスマホから確認できるので、ぜひ活用してください。
9.カセットコンロとガスボンベを用意
停電やガス停止により、調理ができなくなることがあります。
湯煎が必要な非常食も多いため、温かいものを食べるためにもカセットコンロとガスボンベは非常に便利です。
10.車のガソリンは常に半分以上キープ
自宅避難ができない場合、車中泊を検討する人もいます。
ガソリンは移動だけでなく、緊急時の暖房などにも必要になります。常に満タンに近い状態を保つよう心がけましょう。
災害時は消防車などが優先的に給油されるため、一般の人がガソリンを入手しにくくなる可能性も考慮しておきましょう。
11.テントや寝袋をすぐに持ち出せるように整理
車中泊以外の避難方法として、テントや寝袋での野外避難も考えられます。
特に防寒対策として、テントよりも寝袋の性能にこだわることが重要です。
12.非常用トイレの準備と実際に使う経験
非常食や飲料水は用意していても、トイレの準備を怠っている人が非常に多いです。
断水などでトイレが使えなくなる可能性が高く、長期化すると健康にも影響するため、
必ず準備し、可能であれば実際に使ってみて使用感を確かめておくことをお勧めします。
13.暑さ対策グッズ
7月5日の予言のように夏場の災害が想定される場合、うちわ、冷感タオル、ハンディ扇風機など、暑さ対策グッズも準備しておくと良いでしょう。
熱さまシートなども、一時的な心の余裕に繋がります。
14.避難所の衛生対策(ウェットティッシュやドライシャンプー)
長期の避難生活、特に夏場には、体を拭いたり髪を洗ったりできないことがストレスになります。
ウェットティッシュや、シートタイプのドライシャンプーなどを準備しておくと、衛生状態を保ちやすくなります。
15.常備薬とお薬手帳のコピーを防災リュックに入れる
持病がある方は、常備薬を防災リュックに入れておくことが非常に重要です。
また、お薬手帳のコピーも必ず入れておきましょう。
避難所で医療関係者に処置を受ける際や、119番通報する際に、持病や服用薬の情報は命を救う重要な情報となります。
最後に
2025年7月5日の大災害の予言はデマかもしれませんが、これをきっかけに防災に関心を持ち、具体的な対策を始めることは非常に価値のあることです。
日本は「いつ何が起こるか分からない」災害大国です。この予言をプラスに捉え、ご自身の防災対策を見直す良い機会にしてください。
これからも消防士としての経験をベースに、分かりやすい防災情報を発信していきます。
YouTubeでわかりやすく動画としても発信しているので、ぜひチャンネル登録お願いします!
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