地方の消防署で10年勤務。消防人生で苦労したこと〜『受験生時代』編③

矢方滉将

矢方滉将

テーマ:公務員試験


こんにちは!消防塾講師のHIROです!
私は専門学校卒業後、大分県別府市の消防署で10年間働いていました。
前回に引き続き、今回は、
消防人生で苦労したこと〜『受験生時代』編③
になります。
前回の記事はこちら
このシリーズは退職編まで続ける予定なので
ぜひInstagramフォローしてチェックしてくださいね!
それでは本題に入ります!

前回のあらすじ

専門学校での勉強漬け生活がはじまって
半年ほど経過。
定期テストで少しずつ結果が出始めましたが、
良くても20点弱。悪い時は10点中盤…
合格点にはまだまだ遠い。
勉強してもしても、広大な範囲なので
インプットした部分も試験に出たり出なかったり。
安定していませんでした。
大分から福岡にきて、遊びの誘惑も
ありましたが、心を鬼にして勉強に打ち込む日々でした。

授業の復習だけじゃ伸びない


テストをしているうちに気づいたことがありました。
勉強していることでも、問題形式になると
解けないことがある。
特に、知識系の科目です。
政治、経済、世界史、日本史、地理など…
ただテキストの内容を暗記していても
文章形式で出されたりするとわからなかったりするんです。

こういう部分で凡ミスしたり、
無駄に時間をかけて、模試を全問解く前に時間が終了したり。
いまの勉強法だけじゃ試験で点数がとれないと思いました。
そこで色々試したんですが、模試に慣れるのが結局は一番良いと思いました。
ですけど、模試って自分で作れないですし、
どうしたら良いのかと考えてやってきた中で
これして良かったと思うことが2つあります。誰でもできます。

①一問一答のカードを持ち歩くこと

ありきたりですけどこれめっちゃ良かったです。
時間を測って効率的に勉強ができること
模試に近いような形で、問題をカスタムできること
カードは30枚綴りくらいの百均で買えるもので良いんです。
30枚の一問一答を一巡するのに時間制限を設けることで
自然と早く解く癖が身につきます。
メリットだらけですよね。
僕の時代はカードでしたけど、今はアプリとかも
あったりするから、超便利です。

②友達と問題を出し合うこと

これなにが良いかって。
他人の感覚で問題が出されること。
自分の頭でやるより、他人の頭使った方が、
問題の出され方がイレギュラーになります。
それに対して答えられるかが、大事なんです。
さらにわからなかったら、その場で友達が解説してくれますからね。
こんな効率の良い勉強ないと思います。
さらにですけど、自分が相手に問題を出すことで
自分自身の理解も深まります。
やらない手はないですよね。

①②の共通点って隙間時間を有効に使えること
ちょっとした時間を無駄にしてる人めちゃ多いんで、見てみてください。
これ続けたら、少しずつ定期の模試にも対応できるようになって
気づいたら20点中盤から後半が取れるようになっていました。

体力試験対策も本格的に始める


4月に専門学校に入学して、年が明ける頃には
点数もかなり伸びていて、学年全体の
ちょうど真ん中から上くらいにいました。
少し心の余裕も出てきたので、
この頃から試験全体を考えるようになりました。
もちろん教養試験って配点が高いので
勉強に一番力を入れないといけないのは変わりませんでしたが
1次試験試験通過後のことも視野に入れておかなければなりません。
消防の試験は、
教養、体力、論作文、適正試験、消防適性試験、面接、集団討論など
様々なことをしないといけません。
特に体力試験と面接試験は、配点も高いですし、
どこの市町村も大抵入っています。
1次試験から面接や体力試験を実施する市町村もありますよ。
やっておかないといけないですよね。
今までは、なんとなく体を動かしてたんですが
腕立てや状態起こし、立ち幅跳び、握力など。
何回できないといけないのか。
しっかりと体力試験の項目に合わせて
募集要項に沿ったトレーニングをしました。
この頃の1日の流れは、
9時〜17時まで授業
17時〜20時頃まで自習
20時〜21時までトレーニング
21時〜23時まで夕食&風呂
23時〜自習
みたいな感じでした。
トレーニングは寮の屋上が広かったので
そこでやってました。
稀にに地元の友達がきて
寮の屋上で話したりして。
息抜きになって超楽しかったな〜。

いよいよ受験の年


そんなこんなであっという間に年が明けて
ついに受験年がきました。
ちなみに一年目の10月に
試しで地方の消防に受けてたんだけど
まさかの1次試験合格してたんです。
ですが2次試験で不合格…
後にその市町村はコネで職員を入れてるのが発覚して
かなりのニュースになってました。
ちょうど僕が受けた年かぶってたんですよね…笑
今はあまりないと思いますが
田舎になればなるほど、そういった理不尽なことが
起きる可能性もあるので注意してくださいね!
話は脱線しましたが、
今年はいよいよだという思いでした。
できることは全部やってやろうと思い
勉強以外にもいろんな工夫をしました。
あ、実は僕都会の消防に行きたかったんです。
東京消防か大阪消防って決めてました。
ですけどいろんな流れで、地元別府市の消防に合格して
採用していただけたんですけど、
入職して3年くらいかなり心残りがありました。
またそのあたりは追々書きます。
長くなったので、勉強以外で工夫したことは
次の記事で書きますね!

思い出すと、我ながら
自分の行動力すごいと思ってます。

ではまた次回!
インスタグラムのストーリーで記事の更新通知しますので、
良かったら見てください!

Instagram

過去の記事はこちら⇩
第1話
第2話

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

矢方滉将
専門家

矢方滉将(映像クリエイター)

株式会社ヤヲキ

『会社の認知度が上がらない』そのような悩みを持つ方方々が、有効に活用してもらえる映像を提供し、業態に応じた発信方法まで徹底してサポートしています。

矢方滉将プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

クライアントの目標に伴走する映像制作のプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ大分
  3. 大分の趣味
  4. 大分の写真撮影・カメラ
  5. 矢方滉将
  6. コラム一覧
  7. 地方の消防署で10年勤務。消防人生で苦労したこと〜『受験生時代』編③

矢方滉将プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼