写真のようなパースで理想の空間を可視化できるプロ
金丸伸
Mybestpro Interview
写真のようなパースで理想の空間を可視化できるプロ
金丸伸
#chapter1
ふと目に入った、新築マンションのチラシ。「こんな素敵な空間に住めたらいいなあ」と、完成予想図を見ながら、理想の生活を夢見たことはありませんか?夢をふくらませてくれるこの完成予想図は、「パース」と呼ばれるもの。建物の外観や室内空間を立体的に描いたパースは、施主と設計者がイメージを共有するのに役立つ透視図です。
最近では、CG加工を施したよりリアリティのあるパースが登場していますが、金丸さんが手がけるパースのクオリティは、それらを凌駕しており、絵であることを忘れさせるくらいリアルで美しいと評判です。正確な採寸と計算によって描く姿・形はもちろん、光の加減で変わる空間の雰囲気や材質の質感など、細部まで忠実に再現しているため、建築完成後に、「イメージ(パース)とは違う!」というお客さんのクレームが出たことがありません。
金丸さんがこれまでに、建設会社や設計事務所で、現場監督、設計、インテリアデザイナー、営業、大工と、建築に関するあらゆる職種で活躍してきた経験をもとに、現場で起こりうる現実的な課題も、パース作成時に想定、解決させて作り上げているため、施工の段階で、「このパース通りには作れない」ということも起こりません。
金丸さんの会社『アスタリスク』は、この「確実に施工可能な理想空間」のスーパーリアル・CGパースをベースに、リノベーションやリフォーム、外構工事を請け負っています。
ヒアリングからパース、平面、施工図製作などの設計、見積もりまで、経験豊富な金丸さんが、すべてワンストップでおこない、お客様一人ひとりの細かな要望まで把握しながら、頭の中の理想やイメージを鮮明に形にしていきます。
#chapter2
金丸さんは、大分県日出町の出身。幼い頃から勉強よりもものづくりが好きで、高校卒業後は、県内のゼネコンに就職。5年ほど現場監督や施工図作成(CAD)などを経験しました。まだパソコンが普及していなかった時代で、CADの面白さにのめり込んでいたある日、金丸さんに転機が訪れます。
23歳の時、母が他界。仕事も慣れてきて、これからは親孝行をしていきたい、そう思い始めた矢先の出来事に、金丸さんのなかで悔しさと同時に「人生は長くない。自分はこのままでいいのか」という思いが、強く湧き上がってきました。
その結果、ゼネコンを退社。縁もゆかりもない土地で、0から始めてみたい、自分が今、社会的にどのレベルにいるのか知りたい、そんな思いを胸に、ダンボール3箱を携えて大阪へ向かいました。
新境地で、まずは飲食関係でアルバイトをしようと職探しをしていると、たまたま、飲食店の店舗設計事務所が、人を探しているとの情報を得て、インテリアデザイナーとして働くことに。そこでは、仕事人として、一人の人間として、自分がいかに弱いかを痛感させられたといいます。設計、施工管理などをしながら、文字通り一から自分を鍛え直そうと、もがいて3年。
その後は、引き続き大阪で、大工の仕事も経験しました。和室のつくりなど、建築、そしてものづくりの奥深さを、現場で身を以て学んだ金丸さんは、「これで大阪で学べることはすべて学び尽くした」と、故郷・大分へ戻ることを決心したのです。
帰郷後は、大手ハウスメーカーに就職。そこで初めて、営業に挑戦することになりました。人見知りな性格で、愛想良くすることが苦手だったため、当初はなかなかうまくいかなかったものの、何事も誠実に向き合うという自分なりの姿勢を貫くうちに、徐々に軌道にのり、自信がついてきた金丸さん。5年ほど経ったある日、店長にならないかとの話が出るまでになりましたが、もっと上を目指してみたいと、37歳で、独立を果たしました。
#chapter3
『アスタリスク』のお客様は、前職時代のつながりなど、それまでのご縁をはじめ、口コミや紹介がほとんど。
それは、営業、設計、現場監督、職人と、建築に関わるあらゆる経験があるからこそ生み出せるサービスはもちろん、それを形にできる類まれなる確かな技術と、「外構やリフォームへのこだわり、お客様一人ひとりに、とことん付き合いたい」金丸さんの思いが、お客さんに響いているから。
取材前日に、第一子も誕生し、父親となった金丸さん。
今後は、強力な武器であるハイクオリティなパースの作図を、製作のみの単体で受注する業務や、一般の方に、気軽に相談に来てもらえる店舗を構えることも、視野に入れています。
日本語では「星印」、原語の意味は「小さい星」という『アスタリスク』。美しく、優しく輝いて癒してくれる星のように、大分市のアスタリスクも、空間を、暮らしを輝かせてくれます。
外構、リフォームにとことんこだわりたい!失敗したくない!という方、平面のイメージが、空間的にはどういう現実になるのか知りたい方には最適です。
(取材年月:2019年1月)
リンクをコピーしました
Profile
写真のようなパースで理想の空間を可視化できるプロ
金丸伸プロ
住宅建築コーディネーター
アスタリスク Asterisk
\ 詳しいプロフィールやコラムをチェック /
掲載専門家について
マイベストプロ大分に掲載されている専門家は、新聞社・放送局の広告審査基準に基づいた一定の基準を満たした方たちです。 審査基準は、業界における専門的な知識・技術を有していること、プロフェッショナルとして活動していること、適切な資格や許認可を取得していること、消費者に安心してご利用いただけるよう一定の信頼性・実績を有していること、 プロとしての倫理観・社会的責任を理解し、適切な行動ができることとし、人となり、仕事への考え方、取り組み方などをお聞きした上で、基準を満たした方のみを掲載しています。 インタビュー記事は、株式会社ファーストブランド・マイベストプロ事務局、または大分朝日放送が取材しています。[→審査基準]