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シニアのセカンドライフを豊かにして、悔いのない葬儀を提案する「終活ソーシャルワーカー」

終活にまつわる悩みや疑問を解決に導いてくれるプロ

茶屋元崇喜

茶屋元崇喜 ちゃやもとたかゆき
茶屋元崇喜 ちゃやもとたかゆき

#chapter1

これまで不透明・不明瞭だった葬儀の問題点を、「見える化」していきたい

 「終活」のあらゆる課題を解決に導く「終活ソーシャルワーカー」として、大分のミドル・シニア世代から絶大な信頼を得ているのが「株式会社ファイン」の茶屋元崇喜さん。
 イベント会場では、いつもまわりにお年寄りの輪ができる茶屋元さん。シニアのアイドルが、ここまで愛される理由を紐解きます。

 茶屋元さんが、大分市・別府市・豊後大野市で展開している『判田台会館』と『備庵』は、亡くなられた方や家族にとって等身大の規模で執り行う、ぬくもりの葬儀「家族葬」が特徴の葬儀場。プランなどが細かく選べるオーダーメイド葬で、価格も良心的。「判田台会館・備庵」では、大切な人とのお別れの時間を、家族それぞれがゆっくりと過ごせるよう、離れの棟も設けています。

 その茶屋元さんのライフワークは、長年手がける「終活プロジェクト」。
「終活でまず大切なのは、皆さんがシニアライフを、どれだけ豊かに過ごせるかという点です」。
 元気なうちに、想定されるリスクを未然に防ぐお手伝いはもちろんですが、例えば「おおいた終活フェア」や「おおいたシニアの大文化祭」を催したりと、セカンドライフの生き甲斐の場を提供しているのです。すなわち、亡くなった後ではなく、今ある人生の輝かせ方の提案です。

 そして、「終活にまつわる正しい情報の発信」にも、精力的です。
「葬祭の事前相談など、実際の声を受けて感じるのは、業者言いなりの葬儀や供養がいかに多いかということ。正しい情報を伝えて、葬儀の選択権や主導権を、業者ではなく、家族に取り戻したいのです。高齢者施設や介護の世界も同様なので、「見える化」することで、意思決定支援をしたいのです」
 その思いから、「おおいた包括ケアネットファイン」を立ち上げ、終活にまつわるフリーペーパーを発行。これまで情報もなく、選択肢がなかったことで支払うしかなかった高額費用の実態や、要望に応える選択肢を、情報提供しています。

 そんな想いと世間のニーズが相まって、大分市から終活セミナーを依頼されたり、アイネスの消費者ウィークでもセミナーを開催。できるだけ若いうちに、事前相談を行って欲しいと提唱しています。

 また、社会福祉士国家試験に合格し、数少ない葬送分野のソーシャルワーカーとしても活動。
 さらに、宗教的な学びのため中央仏教学院(京都)の専修課程に3年間在籍。浄土真宗本願寺派・西本願寺で得度、教師資格を有する「終活のスペシャリスト」です。

#chapter2

学生時の「良い方向へ社会を動かしたい」という想いが、今につながる

 茶屋元さんは、個性豊かな岩田中学・高校を卒業後、法政大学の法学部法律学科に進学。
 大学時代は、「まちづくり」に興味をもち、原宿表参道でのゴミ拾い活動や、大前研一氏が創設した「一新塾」で、社会起業家を目指す講座に参加するなど、積極的に行動していました。その一環で、「東京にいる大分県出身の学生が、気軽に立ち寄れる場所をつくりたい」と大分県知事に働きかけ、現在、東京に大分県の「アンテナショップ」ができたりと、持ち前の行動力と志は社会を動かしました。

 大学卒業後、大分合同新聞社編集局に入社しましたが、長く内勤記者として仕事をする中、「もっと直接的に社会と関われる機会をもちたい」という思いが胸の中にくすぶっていました。

 転機が訪れたのは、祖父の葬儀でした。当時、大分市判田で、法事用の仕出し屋を営んでいた父・秀磨さんが、葬儀費用が高いと感じ、自ら法事会館を始めることにしたのです。
 「その頃、徐々に小規模の家族葬が増えてきており、近所の方からも葬儀場を求める要望が多くなってきました。それならば本格的に始めようということになって」。茶屋元さんも家業を継ぐ決心をし、新聞社を退職しました。

茶屋元崇喜 ちゃやもとたかゆき

#chapter3

ゴミ拾いからシニアの「ソーシャル大学」まで、幅広い活動に従事

 茶屋元さんは、日ごろお世話になっている社会への感謝と恩返しの想いから、ゴミ拾いボランティア組織「NPO法人 グリーンバード」大分チームの代表として、地域で活動しています。大分駅前周辺で、定期的にゴミ拾いや草刈りに取り組み、ビジネスマンや学生、昔からの住人や新たに住み始めた人など、参加者が一体となれるようお世話をしています。「上京していた学生時代に出会った取り組みで、多世代の〝居場所〟として、大分でも広めていきたい」と語ります。

 また、大分市金池のコレジオ大分2階に、「コレジオ終活サロン」を開設。
シニア世代を中心とした生涯学習や終活など、学びの場を提供する「ソーシャル大学」の運営にも取り組んでいます。

「宅地建物取引士資格も取得して、相続不動産に関する相談にも対応しています。例えば、独居で暮らしていた方が亡くなられ、県外のお子さんがご自宅の扱いに困られている時などは、売買や賃貸のお手伝いもできます」と茶屋元さん。

 終活でわからないことがあったら、まずは、シニアの応援団長に相談してみては?
(取材:2016年12月)(2020年7月改訂)

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茶屋元崇喜

終活にまつわる悩みや疑問を解決に導いてくれるプロ

茶屋元崇喜プロ

葬儀

株式会社 ファイン・みんなの後見センター

大分のシニアライフを豊かなものにするため、終活イベントやセミナーを通じた情報発信をしてきました。専門領域は生前・死後の自己決定支援。葬送・供養を中心にエンディングに関する相談援助に注力しています。

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