「私たちが目指すのは『救済』の先にある、孤立させないための『伴走』」
「3週間に1回のトリミングでも、気がつくと毛玉だらけになってしまう」
「家でこれ以上、何を頑張ればいいのかわからない……」
大分市で「HUG,DOG」を営む私のもとには、そんなドゥードルの飼い主様からの切実なご相談が絶えません。
想像以上にお手入れが難しい犬種
ぬいぐるみのような愛くるしい姿。けれどその「ふわふわ」の裏側には、プロでも悲鳴を上げるほどの過酷なケアの現実が隠されています。
なぜ「頑張っても毛玉になる」のか?
ドゥードルという犬種(ミックス)の毛質は、全身でバラバラです。
背中はうねり、喉元や足元は細かなカール。
さらにアンダーコート(下毛)がある場所とない場所が混在しています。
一番の要因は、「毛の長さが不規則に混在していること」です。
一生懸命ブラッシングをすればするほど、実は毛先が切れたり割れたりして、長さがバラバラになります。その「長短の差」が摩擦を生み、犬が関節を動かすたびに、まるで魔法のように毛を絡めとっていくのです。
完璧なカットより、大切な「リセット」
もし今、お手入れが限界に来ているのなら、私は一度「短くカットする(リセット)」をご提案することがあります。
「プロなんだから、なんとか解いてほしい」 そのお気持ちは痛いほどわかります。
ですが、無理なブラッシングは被毛をさらに傷め、次回の毛玉をより強固にする悪循環を生みます。
一度リセットし、ダメージのない健康な毛を「引きちぎらないお手入れ」で育て直す。それが、結果として「ふわふわ」への一番の近道になるからです。
プロができる「機能的な優しさ」
サロンでのケアも、単なるシャンプーでは足りません。
1.ハーブパックの選択
ふわふわにする「ドクター」より、保湿とまとまりを重視する「モイスチャー」を選び、被毛の摩擦を減らす。
2.物理的なコントロール
シルクタンパク等の保湿剤で被毛を滑らかにし、ドライヤーの風を駆使して「毛を飛ばす」ように乾かす。
飼い主様は、一番の「伴走者」
ドゥードルのケアは、サロンとご家庭の二人三脚です。
3週間に1回のプロの技よりも、日々の「毛を傷めない扱い方」が命運を分けます。
「もうダメだ」と諦める前に、まずは愛犬の毛質を正しく知ることから始めませんか。理想のスタイルと、愛犬の負担。その「折り合い」をどこでつけるか、一緒に作戦会議をしましょう。
グルーミングサロンHUGDOGオーナー MISAKO
https://www.hugdog.info/


