「噛むから」と断られた愛犬へ。私が「犬の言い分」を最優先に考える理由
はじめまして。
大分県大分市でワンちゃんのトリミングサロン「HUG,DOG」を営んでおります、グルーマー(トリマー)のMISAKOです。
私は現役のグルーマーとして25年現場に立ち続ける傍ら、プロの基礎技術や考え方をサポートするオンラインカレッジ「ベイプロ」の運営や、セミナー講師、講演活動などを通じて、10年以上にわたり「命をお預かりする現場」のプロ育成・教育にも携わってきました。
私はこれらの活動を通じて、不当な殺処分をなくし、人と犬が社会の中で孤立せず、共に幸せに暮らせる未来」を作ることを揺るぎない軸としてもっています。
私のサロンには、シニアやシャイな子、パピー、病気を抱えた子たちが日々たくさんやってきます。
もちろん、元気で問題なくオシャレなカットを楽しめる子達も多くいますが、私たちを選んでくださる方に共通しているのは、「愛犬がどんな状態になっても、変わらず真摯に寄り添ってくれるプロにそばにいてほしい」と願いが強いことです。
そして、そうしたすべてのワンちゃんとご家族の力になりたいと考えています。
困った状況から救済するのはもちろんですが、それ以前に、どの段階(レイヤー)にいるワンちゃんたちも、その時の状態に合わせて支え続ける「プロの支援」がスタンスです。
例えば愛犬が噛む、暴れる、あるいは年をとったり病気になったりして、やりたいお手入れが出来ないといった「困りごと」が大きくなってから解決するのは、ワンちゃんにとってもご家族にとっても、非常に大きな負担です。
だからこそ、問題がない幼いうち、元気なうちから私たちプロを頼って頂きたいのです。早い段階から適切な準備を整えることで、防げる事故や、守れる日常が必ずあります。
また、私は「同じ志を持ちながら、まだスキルや経験が足りずに悩んでいるグルーマー」の皆さんの支援にも力を入れています。プロ同士が手を取り合い、一頭でも多くの命を支えられるよう、私が培ってきた技術と知恵と覚悟をすべて分かち合うつもりです。
このコラムでは、
・「もうお手入れ出来ない」と追い詰められたワンちゃんとご家族への具体的な解決策
・病気やシニア、噛み癖のある子とどう向き合い、温かな時間を過ごすか
・プロとして、命を預かる現場で本当に必要な「技術と知恵」そして「覚悟」
など、現場のリアルな物語を交えながら、本質的なお話を綴っていきます。
私が目指すのは、犬を粗末に扱ったり孤立させたりせず、公衆衛生が保たれ、人と穏やかに共生できる社会です。
犬を愛する一人の人間として、そして技術を持つプロとして、ご家族とワンちゃんたちの「未来の安心」を一緒に作るパートナーでありたいです。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。
グルーミングサロンHUGDOG



