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見えない部分にこそこだわりを。技術と知識を併せ持つ雨漏り修理の専門家

雨漏り修理を得意とする屋根・雨どい・外壁工事のプロ

山村朋之

山村朋之 やまむらともゆき
山村朋之 やまむらともゆき

#chapter1

25年以上のベテラン、雨水の侵入経路の特定は腕の見せ所

 雨風をしのぎ、太陽の日差しや暑さ寒さを遮ってくれる屋根や外壁。「私たちの大切な家を守ってくれる、まさに要の部分です」と話すのは、「ヤマムラ板金」代表の山村朋之さん。「雨漏り修理のスペシャリスト」を自任し、25年以上にわたり、屋根や雨どい、外壁などのメンテナンスを手掛けてきました。

 台風のときに雨漏りがする、天井や壁にシミがある、色あせや汚れがあり軒天が傷んでいる。さらに「カビ臭いし、どこかで水が漏れているのでは?」といった漠然とした不安にも快く応じます。相談があればまず現地に向かい、雨漏りをしている箇所や雨水の侵入経路などを無料で調査。報告書と見積書を作成して依頼主に結果と今後の計画を伝え、了承がもらえれば契約を交わします。

 「工事をするかどうかは、あくまでお客さまが納得いただけたらの話。強引に進めることはありません」

 一見異変がない場所からの浸水や、想定していた所以外からの雨漏りをどう見つけるか、また雨水がどのように建物内に入り込んでいるのかを明らかにしていく山村さん。「原因解明の術に長けた専門店として、できる限り探し当ててみせます」と意気込みます。

 雨漏りの発生ポイントを確認できている場合は屋根の部分修理、特定が難しいときは瓦をいったんはがして防水シートを交換するなど状況に合わせて対応。屋根そのものを一新する葺(ふ)き替えも行います。既存の屋根にそのままに上から新しい屋根をかぶせる重ね葺き、外壁の一部張り替えなども請け負います。

#chapter2

二級建築士、一級建築板金技能士として各現場の問題に適切に対応

 「雨漏りの怖いところは、室内からはわからなくても、家の柱や梁といった骨組みに知らず知らずのうちに影響を及ぼしていることです」と山村さん。

 防水シートの貼り方一つ、くぎの打ち方一つで、その後の持ちに大きく差が出てくるため、目に見えない下処理こそ丁寧に仕上げると言います。「一度直したら10年、20年と直さなくていいように、というのが弊社のポリシーです。見栄えももちろんですが、内側に隠れてしまうところも徹底することが肝要です。それが、お客さまのためにもなりますから」

 妥協なき仕事への自信は、工事に10年保証をつけるところからもうかがえます。「あくまでも、お客さまの不安をやわらげることが目的で、保証期間中は問題が起きなくて当然という気構えで作業をしています」と表情を引き締めます。

 山村さんは、二級建築士の資格を保有。建物の構造に詳しい知識を持ち、設計や管理といった実務を行えるのが強みです。加えて、屋根・外壁を施工するための技能を身に付けた一級建築板金技能士でもあります。高い専門性を備えた職人の視点から問題を的確に捉え、改善策を導くことで顧客の満足を高めていきます。

 「これまで、戸建てを中心に数多くの案件に携わってきました。現場の規模が大きくなればその分、お客さまとの気持ちの距離が離れてしまう気がして。みなさんにとってわが家は安らぎの場です。トラブルが収まったときに喜んでもらえる顔は、私にとって一番の原動力です」

山村朋之 やまむらともゆき

#chapter3

愛着ある住まいを修繕工事するのが私たちの務め

 山村さんが建築板金の道に進んだのは1995年。「建築の専門学校を中退し、時間を持て余していたとき友人から誘われました」。何気なく入った現場でしたが、その奥深さにのめり込んだといいます。「技術の進歩が目に見えてわかるのも面白いと感じました」

 数カ月間は荷物運びや道具準備などの雑用に就き、本格的に見習いとして業務を開始。くぎ打ちをはじめシート貼り、屋根の葺き替えなど雨漏り修繕工事の基礎を覚え、1999年に23歳で起業しました。

 独立後も他社で腕を磨きながら、下請けからのスタート。何事にも誠実に向き合う姿勢が評判を呼び、次第に元請けの依頼を増やしていきました。現在は6人の社員を抱え「ご縁をいただいたお客さまと、共に働く仲間の幸せを実現すること」を経営理念に掲げ、奮闘中です。

 「確か保育園に通っていた時は、将来の夢が『大工』でした。当時から建築業界を目指していたんですね。気がついたら、子どもの頃に思い描いた世界に身を置いていました」と語ります。

 周りからの評価は“無口で黙々と仕事に取り組む人”。「あまり感情を表に出すタイプじゃないんですが、負けず嫌い。自分に負けたくない。材料も施工方法も次々と新しいものが出てくるので、毎日が勉強です」 
 
 今後の展望は、人々の暮らしの一助を担うことと力を込めます。「お客さまが末長く笑顔で過ごしていけるよう、愛着ある住まいをケアするのが私たちの務めです」。雨漏りなく穏やかな生活を助けるため、今日も屋根に上ります。

(取材年月:2021年11月)

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専門家プロフィール

山村朋之

雨漏り修理を得意とする屋根・雨どい・外壁工事のプロ

山村朋之プロ

建築板金業者

ヤマムラ板金合同会社

2級建築士と1級技能士の2つの国家資格を有しているため、家の構造に詳しく職人としての力量も十分。新潟市秋葉区を中心に無料調査が可能。屋根の部分修理や防水シート交換などあらゆる雨漏り工事に対応します。

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