「お客様に喜ばれること」を追求する、信頼の人材サービス（3/3）

今後もおもてなしの心で商品に付加価値をプラス

「人を介してのサービスというのは、おそらくずっと無くならないものだと思っています。これからは、衛生面と安全面への配慮も徹底して、お客様のご要望に対応していきたいですね。今後は、さらに人と人の接点は強まっていくのではないでしょうか。人と人のつながりを深めていきながら、進化していきたいと考えています。常に“おもてなしの心”を忘れずにですね」。本質的な部分を重要視する入口さんは、スタッフの教育についても、人としてのあり方や考え方という部分を大切にしています。当然マニュアルは存在しているし、入口さん自身がキャリアカウンセラーの資格を持っているという大きな強みがあっても、一番重きを置いているのは技術よりも「人間性を磨く」ということ。どうしたらお客様に喜んでもらえるか、お客様にストレスを与えない接客ができるかということを、いつも社内でディスカッションしているそうです。

　「私たちの仕事というのは『付加価値』だと思うんですね。当然、もの自体の価値もありますけど、それにプラスαの価値を創造してくれるのが人、接客を担当している人だと思います。そういう人たちが活躍する場というのは、これからも無くならない。むしろ、より重要になってきますよね。何事においても、それぞれの良いところを見るのが重要。例えば、人の良い面とAIの良い面を上手く配分できれば、相乗効果が上がって、好ましい手ではないでしょうか」。お客様に喜ばれる、100年企業を目標に掲げる入口さん。時代は移り変わっても、「心が通い合う接客」を提案してくれるに違いありません。

（取材年月：2020年8月）

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