ホームページで集客できない理由は?集客できないサイトの特徴を徹底解説

ホームページは、正しく活用すれば、強力な営業マンとなり、新たな顧客との出会いや問い合わせ、売上アップに繋がる可能性を秘めています。
しかし、残念なことに作っただけで放置されているホームページが多いのも事実です。 そこで今回は、ホームページを「自己満足サイト」から脱却させ、きちんと成果に繋げるために見直すべき5つのポイントを、長崎に地域密着しているホームページ制作×マーケティング会社の視点から分かりやすく解説します。
目次
1. まずはホームページの現状を把握する 〜“誰”が見ているのか?(WHO)〜
2. 見た目を整えて、読みやすくする工夫 〜“何”を訴求しているか分かるデザインに(WHAT)〜
3. コンテンツを充実させて、信頼度を上げよう 〜“どんな価値”を提供できるのか?(ベネフィット)〜
4. お問い合わせや応募が増える導線づくり 〜“どうやって”行動してもらうか?(HOW)〜
5. こまめな見直しで、もっと成果を伸ばす 〜ターゲットとのズレはないか?を定期点検〜
1. まずはホームページの現状を把握する 〜“誰”が見ているのか?(WHO)〜
ホームページ改善の第一歩は、ホームページの現状を把握することです。
ホームページのアクセスデータを確認することで、「WHO(誰に?)」、つまりあなたの想定するターゲットと、実際にサイトに来ている層が一致しているかを確認できます。
無料で使えるGoogleアナリティクスなどのツールを使えば、これらの数値やユーザー属性を把握することができます。
もし「ツールの見方が分からない」「データを見てもどう分析すれば良いか分からない」という場合は、専門の制作会社や詳しい人に相談し、レポートを作成してもらうのも良い方法です。
現状把握では以下の項目をチェックしましょう。
訪問者数
1日に何人、1ヶ月に何人がホームページを訪れているのかを把握します。これは、ホームページの認知度や集客力を測る基本的な指標となります。
流入経路
訪問者はどこから来たのか?(例: GoogleやYahoo!などの検索エンジン、SNS、他のウェブサイトからのリンク、直接URLを入力など)。これにより、どの経路からの集客に力を入れるべきかが見えてきます。
属性
訪問者の年齢層、性別、興味関心などの属性。これは、ターゲットとしている顧客層と実際に訪れている層が合っているかを確認するために重要です。
ページごとのアクセス数
よく見られているページは、ユーザーが興味を持っている情報があるということです。逆に見られていないページは、改善が必要かもしれません。
直帰率、離脱率、滞在時間
どのページで多くの訪問者がホームページから離れてしまうのか。離脱率の高いページは、内容が分かりにくい、情報が古い、デザインが使いにくいなど、何らかの問題がある可能性があります。
またホームページへの滞在時間が短い場合、情報が伝わわりにくいことや興味を引くコンテンツが不足しているなどの原因がある可能性があります。
2. 見た目を整えて、読みやすくする工夫 〜“何”を訴求しているか分かるデザインに(WHAT)〜
ホームページに訪問した人は、最初の数秒でそのサイトを見るかどうかの判断をすると言われています。第一印象、つまり「見た目」は非常に重要です。パッと見ただけで「何を提供している会社なのか」「どんな価値があるのか」が伝わるように工夫しましょう。
デザインで最も大切なのは、「WHAT(何を?)」、つまりあなたがターゲットに提供できる「ベネフィット(顧客が得られる良い結果や恩恵)」を視覚的に分かりやすく伝えることです。会社の雰囲気や、サービスを利用することで顧客がどう変われるのかが、一目で伝わるデザインを意識しましょう。
まずは「スマホで見やすいか」「初めて見た人でも書いてあることがすぐに理解できるか」という視点で、デザインを見直してみてください。
見た目の改善では以下の項目に注意しましょう。
文字サイズが小さすぎないか
読みにくい文字サイズは、ユーザーにストレスを与え離脱の原因になります。特にスマホでの見やすさは必須です。
色使いは統一されているか
企業のロゴやカラーイメージが統一されていないと、どんな会社なのかが分かりづらくなります。ターゲットに会社のイメージとベネフィットが一目で伝わるデザインを心がけましょう。
スマートフォンで見た時のデザインは適切か
一般消費者向けサイト(BtoC)や地域情報や店舗情報サイトでは特に、スマートフォンでの閲覧率が高く、スマートフォンで見にくいデザインでは多くのユーザーを取りこぼしてしまいます。大きな画像を多用しすぎると読み込みが遅くなり、これもページを離脱してしまう原因になります。
3. コンテンツを充実させて、信頼度を上げよう 〜“どんな価値”を提供できるのか?(ベネフィット)〜
見た目を整えたら次は中身、つまりコンテンツを整えましょう。ホームページには、ターゲットが必要としている情報や、会社の魅力がしっかりと伝わるコンテンツが十分にあるでしょうか?
ホームページのコンテンツは、伝えたい内容だけでなく「ターゲットが知りたいこと」「ターゲットが抱える課題や欲求に応える情報」を意識して作成することが重要です。つまり、あなたの提供する「ベネフィット(恩恵)」を具体的なコンテンツで分かりやすくアピールすることが重要です。
コンテンツで信頼度を上げる工夫として以下の点をチェックしましょう。
最新情報で“動いている会社”と伝える
会社のイベント、新サービス、キャンペーン情報などを定期的に更新しましょう。情報が古いまま放置されていると、「この会社、もう活動していないのかな?」とターゲットに不安を与えてしまいます。
事例やお客様の声で“ベネフィット”を具体化
「ここに頼むとどうなるの?」というターゲットの疑問に答えるのが、導入事例やお客様の声です。口コミ、ビフォーアフターの写真などを載せることで、「このサービスを利用すれば、自分もこんな良い結果が得られるのか!」と、ベネフィットを具体的にイメージしてもらいやすくなります。あなたの狙うターゲット像に近い事例を多く載せることが効果的です。
会社の強み・ストーリーで差別化
あなたの会社ならではの強みは何ですか?長崎という地域に根差した活動をされているなら、地域への想いやエピソード、スタッフの人柄などを伝えることで、他社との差別化を図れます。「あなた(ターゲット)の悩みを解決できますよ」というメッセージと共に、具体的なベネフィットを分かりやすく言語化して伝えましょう。
4. お問い合わせや応募が増える導線づくり 〜“どうやって”行動してもらうか?(HOW)〜
せっかくホームページを見に来てくれて、会社の魅力やサービス内容を理解してくれたとしても、「どこから問い合わせをすればいいか分からない…」となってしまうのはもったいないです。訪問してくれたターゲットに、迷わず次の行動に移してもらうための「導線」をしっかり作りましょう。
訪問してくれた人がスムーズに、ストレスなく問い合わせや申し込みなどの行動に移れるように、「HOW(どのように?)」、つまり導線設計をしっかり見直しましょう。
行動に繋がりやすい導線の工夫として以下の点をチェックしましょう。
行動ボタン(CTA)を目立たせて、迷わせない
「お問い合わせはこちら」「資料請求はこちら」「無料相談はこちら」など、ターゲットにしてほしい行動を促すボタン(CTA:Call To Action)は、分かりやすい文言と目立つ色を使って配置しましょう。ページの終わりだけでなく、文章の途中にも定期的に配置することで、ターゲットが「今すぐ行動したい」と思ったときにすぐに見つけられるようにします。
フォーム入力項目は最小限にする
問い合わせフォームの入力項目が多いと、面倒だと感じて途中で離脱されてしまう可能性が高まります。入力項目は必要最低限の情報としましょう。
電話番号や地図も忘れずに掲載する
インターネットでの入力が苦手な方や、急いでいる方は、直接電話で問い合わせたい場合もあります。すぐに電話をかけられるように、電話番号を分かりやすい場所に記載しましょう。店舗や事務所があるビジネスなら、地図も正確かつ分かりやすく掲載し、来店をスムーズに促せるようにします。
5. こまめな見直しで、もっと成果を伸ばす 〜ターゲットとのズレはないか?を定期点検〜
ホームページは一度作ったら終わりではありません。公開した後も定期的にアクセス解析をし、改善を続けることで、より成果に繋がるホームページへと育てていくことができます。
市場のトレンド、競合の状況、そしてターゲットのニーズは常に変化しています。それに合わせてホームページも更新していくことで、常にターゲットに響く、効果の高い状態を維持することができます。データに基づいた改善を続け、ターゲットの声に耳を傾ける姿勢が成果に繋がります。
定期的な見直しで成果を伸ばすために以下の点をチェックしましょう。
アクセス解析で“ターゲットとのズレ”を見つける
「トップページはよく見られているけれど、その先のサービスページにはあまり進んでいない…」といったデータが見られたら、トップページの訴求ポイントがターゲットに響いていない、または誘導がうまくいっていないのかもしれません。特定のページの直帰率が高い場合は、そのページの内容がターゲットの求めているものとズレている可能性が考えられます。
定期的に小さなテスト・改善を繰り返す
文章の表現を変えてみる、CTAボタンの色や文言を変えてみる、写真を新しいものに差し替えてみるなど、小さな変更を定期的に行いましょう。変更したら、その後のアクセス数や問い合わせ数にどのような変化があったかをチェックします。この「改善」→「検証」のサイクルを繰り返すことが重要です。
月1回の報告会や無料診断で客観的視点を入れる
社内で定期的に「今月のホームページからの問い合わせ数はどうだったか」「増減の原因は何だと思うか」などを話し合い、改善の意識を持つことも大切です。また、私たちのような専門の制作会社に「ターゲット像が合っているか」「マーケティングの型に沿った導線設計になっているか」などを定期的に診断してもらうことで、客観的な視点を取り入れ、より効果的な改善に繋げることができます。
自己満足ホームページから脱却!長崎で成果を出すための3つの視点(WHO/WHAT/HOW)で改善に取り組みましょう
長崎で成果を出すホームページを作るためには、以下の3つの視点を持って改善に取り組むことが重要です。
WHO(誰に?) 本当に狙っているターゲットがホームページに来ているか? 想定ターゲットと実際のアクセス層にズレはないか?
WHAT(何を?) 見た目・デザインやコンテンツから、「どんなサービスで、どんな価値(ベネフィット)を与えるのか」がターゲットに分かりやすく伝わっているか?
HOW(どのように?) 問い合わせフォームやCTAボタン、電話番号、地図など、ターゲットが「行動したい」と思ったときに、迷わずスムーズに次のステップに進める仕組みが整っているか?
これらの要素を、アクセス解析などの「数字」で定期的に確認し、ホームページの構成やコンテンツを修正していく。このサイクルを回すことで、あなたのホームページは「ただの自己満足サイト」ではなく、ターゲットにしっかり届き、ビジネスの成果に繋がる「生きた資産」へと育っていきます。
最後に:長崎でホームページの効果を最大化しませんか?
もし、
「うちのホームページは、想定しているターゲットにきちんと届いているのかな?」
「見た目やコンテンツ、導線…具体的にどこをどう直せばいいか分からない…」
「アクセスデータを見ても、改善点が見つけられない」
といったお悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度、Enagic株式会社(エナジック)にご相談ください。
長崎県を中心に多くの企業のホームページ制作・マーケティング支援に携わってきた経験を活かし、最適な改善策をアドバイスさせていただきます。
今のホームページが持つ可能性を最大限に引き出し、長崎での事業をさらに発展させるお手伝いをさせていただければ幸いです。
Enagic株式会社(エナジック)のホームページ制作実績は、こちらよりご覧いただけます。
また、本コラム記事の内容は、お役立ち資料「集客に課題のある業者必見!今更聞けないホームページ改善ポイントとは(全9ページ)」としてもご用意しておりますのでぜひお役立てください。
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