～任意売却の関係者～

■関係者

A:当事者（任意売却手続きに直接関与する方々）
　①債務者連帯債務者　②土地建物　所有者全員　③第一抵当権者
B:利害関係人（任意売却手続きに関与しませんが、影響がある方々）
　④連帯保証人

以下、「＊」の該当者がいれば、手続きに関係します　
＊1　相続人
＊2　第二抵当権者等
＊3　差押権者（行政機関による税金滞納処分）

◎AB　任意売却手続きを始める際は、全員（①～④）の同意、承諾が必要

＊1　売却後、残債務があり、返済中債務者に万一があった場合は、債務が相続人へ承継
＊2　第一抵当権者は住宅ローン融資銀行（又は保証債務を負う保証会社）
　　 第二、第三・・は、その後不動産を担保に融資を受けた金融機関
＊3　固定資産税、社会保険料、消費税所得税等を滞納した際の不動産差押

◎「＊2」「＊3」の機関との協議（売却代金からの配分額）は、売却仲介不動産会社が行いますが、協議が不成立の場合は、売買契約も不成立

次回は、「任意売却　完了後（残債務について）」を説明します