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多田紳也プロは信濃毎日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

ガーデンデザイナーって その3

多田紳也

多田紳也

テーマ:自己紹介

前回は、外構のデザインが時代によって変化してきたということ
を書きました。
クローズタイプからオープンタイプの外構になってきて
門塀、アプローチ、駐車場がとてもお洒落になってきたって事を書かせてもらいました。
じゃあ、お庭はどうなったのか?というところから今回は書きます。

お庭はですね、、、
いわゆる日本庭園的な和風なお庭は人気がなくなってきて
芝生を敷いてシャラやヤマボウシのような雑木を数本植えるような
すっきりとしたお庭が好まれるようになってきました。
(新しい分譲地などを見られた方ならイメージしやすいと思います。)
それから、「アウトドアリビング」とか「セカンドリビング」なんて言葉が
できてきて、ガーデンルーム(それ何?まあお洒落なサンルームと言ってしまいます)
とかウッドデッキを家と庭をつなぐ空間として位置づけられました。
役割的には、昔懐かしの濡れ縁の延長線上にあるような感じですね。
そこから庭に出て、ガーデニングを楽しむ、子供達が芝生で遊ぶのを親御さんが
眺めている、なんてライフスタイルを提唱するようになったんですね。

暖蘭物語

暖蘭物語

ウッドデッキ


ウッドデッキ

かつての和庭の人気がなくなってきた理由のひとつとしては
毎年のように造園職人さんに来てもらって手入れをしなければ
いけないという経費がかかるところが敬遠されてきたということ。
それから、基本的に和庭は家の中から眺めるお庭という位置づけでしたが
ガーデニングという言葉が流行りだした頃から、自分たちで好きに花を植えたり
外でBBQをしたりといった「使う、遊ぶ庭」という形の方が好まれ出したという
背景もあります。

そんなわけで、いつのまにか外構エクステリアとガーデンは同時に設計を
して使いやすく見た目の良い外回り空間をトータルにデザインしましょう、
という流れになってきたのです。

ふー。
やっとここまでたどり着いた。。。
下手な文章で長々と書き綴ってるけどなんとなくはご理解いただけましたでしょうか?

で、いよいよ最初のテーマにいきます。
今でもこういう外回りをトータルに設計デザインする人たちの
名称はバラバラです。最初にお話ししたように
「エクステリアプランナー」とか
「エクステリアデザイナー」とか
「ガーデンプランナー」とか
「ガーデンデザイナー」とか。

その中でなぜ私が「ガーデンデザイナー」という名称に
こだわっているのかということをいよいよ次回お伝えします。

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多田紳也
専門家

多田紳也

株式会社 空間設計SOBO

エクステリア、ガーデンの設計と施工の両方を一貫体制で管理。設計面では「顧客と何度も打ち合わせを重ねて納得がいく」までプランを詰め、後々のメンテナンス性も含め、生活スタイルに合わせて専用設計をします。

多田紳也プロは信濃毎日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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