住まいの困りごとすべてを解決する建築のプロ
吉田靖
Mybestpro Interview
住まいの困りごとすべてを解決する建築のプロ
吉田靖
#chapter1
多くの人にとって、家は一生に一度の大きな買い物。それだけに、予算の許す範囲で、できるだけのわがままをかなえたいもの。デザイン性、機能性、そしてなによりも、住まう人が心身ともに健康であることを多くの人が望むことでしょう。
もしも今、あなたが家を建てることを考えているのなら、ぜひ会ってほしいプロがいます。それが、石巻にある「株式会社 東北建商」の吉田靖さんです。
「当社のこだわりは、キレイな空気の家です」と話す吉田さん。それを叶える方法としては二通りあるそうです。「ひとつは天然の無垢材を使った家。無垢は、一年を通して呼吸をし、湿度を調節してくれます。柱や壁、そしてフローリングにいたるまで天然無垢材をふんだんに使うことで、理想の空間をかなえることができます」。
そしてふたつめは、「通気断熱WB工法」と呼ばれる工法。「一言でいうと、呼吸する家ですね。空気が壁を通過するので、湿気やにおいがこもらない。また、透湿透過の内壁は、住宅建材に含まれるホルムアルテヒドなどの化学物質の濃度を下げる働きもあるので、小さなお子様でも安心して暮らせます。そして、なによりのメリットが、省エネです。家の構造で暑さも寒さもある程度取り除くことができるので、エアコンなど冷暖房器具の使用頻度が少なくて済むんですよ」と、教えてくれました。
ご自身も大工として腕を振るう、職人気質の吉田さん。モットーは「あたりまえのことを、あたりまえにやること。でも、それができていない人たちもいるんだよね。だから、トラブルになる。一生ものの家を建てるのだから、ちゃんとした業者かどうか、お客様にも厳しい目をもって判断してほしいです」。
#chapter2
お父様も大工だったという吉田さん。「親父を見てたから、若いころは、“家よりも、もっとでっかいビルを建てたい”と思って、建設会社に入社したんです。でも、やっぱり個人のスキルが出る大工としてバリバリやりたいなぁと思って、22歳のときに親方についた。ふつうは10代から修行するから、僕の場合はだいぶ遅かったけれど、合っていたんでしょうね」。
その時日本は、バブル景気真っ只中。27歳の吉田さんも、時流に乗って独立を果たしました。「次から次へと仕事が入ってきました。でも、昔から真面目にやるのがモットーで、堅実にやってきたから、バブルがはじけても何も問題はなかったですね」。以来、25年にわたって、地元石巻で建築業を営み続けており、地域に根差した商いを続けています。
2011年の東日本大震災では、住居兼事務所が浸水し、被災しましたが、「リフォームの依頼に対応してまわっていました。やはり、お客様の困りごとは放っておけませんから。あとは、復興住宅の建設に携わり、100棟は仮設を作りましたね。地元に貢献したいという思いが強くあったのと、“みなさんが大変な思いをしているんだから、とにかく動くしかない!”と、もう無我夢中でしたね」。
自らも被災者でありながら、地元の困窮した様子を目の当たりにし、吉田さんは大きな決断を下すことにします。
#chapter3
吉田さんの下した決断。それは、震災による住居の悩みを抱える人たちを見て、不動産会社「株式会社 美吉」を立ち上げることでした。「土地のことなどで、地元の人たちが大変な思いをしている。なんとか自分にできることはないか…と思ったんです。これで、住まいにかかわることすべてに対応できるようになりました」。
こうして吉田さんは、設計からプランの作成、土地の取得に、資金繰りまで、住まいにかかわるすべての相談に乗ることができるように。「僕は、石巻が元のような活気のある町になることを心から望んでいます。まだまだ100%には程遠いけれど、希望はある。だから、これからも『信用日本一』の会社を目指して、地元石巻、そして宮城県のみなさんのために貢献できたらと思います」。
お客様のために…と、どんな小さな悩み事にも対応している吉田さん。住まいにかかわる相談は無料で、宮城県内ならどこでも対応しています。
「家を建てるなら、あれもこれも取り入れたい」。そんなあなたの思いに応えてくれるプロを探しているのなら、ぜひ吉田さんに相談してみませんか?
(取材日:2016年12月)
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Profile
住まいの困りごとすべてを解決する建築のプロ
吉田靖プロ
大工
株式会社 東北建商
新築の設計、土地取得、資金調達のほか、リフォームなど住まいの“困りごと”のすべてに対応している。
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