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長野淳子プロのご紹介
言葉の力で自分も周りも幸せに(1/3)
ひと組ひと組心をこめた言葉で送り出す
何気ないひと言に、癒されたり、奮起したり、涙したり―そんな「言葉の力」を感じたことは、だれもが一度はあるのではないでしょうか。
「ステージ・アップ」の代表、長野淳子さんは、その言葉の力を生かして人々の心や行動を前向きな方向へ導いていくプロ。思いを言葉に乗せることの大切さを「言葉を心の窓にして」というキャッチフレーズに込め、イベントや披露宴等の司会業から、講演、朗読といった表現活動まで、言葉が必要とされるさまざまなフィールドで活躍されています。
中でも最も長く続けているのは司会業。
そのスタートは、長野さんが27歳の時に依頼された友人の結婚式の司会でした。当時の長野さんは、事務職で5年間勤務した会社を“ある悔しい思い”をして辞めたばかりでしたが、司会本を買い込み手書きの台本を作り、ただただ「おめでとう」の気持ちを込めて精一杯やったそうです。
披露宴がお開きとなった後、待っていたのは、新郎新婦の「ありがとう! あなたにお願いして良かった!」というひと言と、会場担当者から言われた「またお願いしたいので連絡先を教えて」という言葉。
「うれしかった! 自分にしか出来ない仕事が見つかった思いでした」。
それから現在にいたるまで司会を務めた披露宴のカップルは3000組。「披露宴は100組いたら100組違いますが、どのカップルも変わらないのは幸せのオーラに包まれていること。そのオーラのおすそわけをいただきながら、お客様に心地よく過ごしていただける場をしつらえることに、一回一回真剣に向き合ってきました」。
長野さんが披露宴の司会をする上で心に刻む言葉は“披露宴は一生に一度。決してやり直しがきかないことを肝に銘じるように”。司会の師匠から言われたというこの言葉を、長野さんは今、新人の司会者がデビューする時に必ず贈っています。
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