耐震性・気密性に優れたおしゃれな注文住宅のプロ山本浩之

耐震性・気密性に優れたおしゃれな注文住宅のプロ

山本浩之

「テンションを上げて、わくわくしながら家づくりをお楽しみください！」

　「人々の価値観や生活スタイルが多様化する中、理想のマイホームも十人十色です。夢を形にするため、お客さまにとことん寄り添い、納得いく住まいを一緒に考えていくのが私どもの使命です」

　こう話すのは、「Homie Design」代表取締役の山本浩之さん。同社は1978年創業の平安コーポレーションの子会社として設立され、三重県名張市と津市を拠点に、伊賀市、松阪、四日市、鈴鹿、亀山、奈良県宇陀市、桜井、橿原などでデザイン性の高い注文住宅を提供しています。

　山本さんが最も心掛けていることは、顧客に家づくりを楽しんでもらうこと。
　「外観、内装など、せっかくならテンションを上げてわくわくしながら決めなきゃ損ですよね。プランニングに集中できるよう、手続きなどの煩雑な作業は全力で私どもが引き受けます。お打ち合わせの際も、なるべく簡単な言葉を使って説明し、お客さまのストレスを少しでも減らすようにしています」

　希望にかなったわが家を実現してもらうため、価格は中間層向けに設定しているそうです。「『安ければ何でも良い』という方はお断りしています。大きい買い物ですので、お客さまには、おしゃれで心地よい家を手にしていただきたいのです」と強調します。

　大学卒業後、大手ハウスメーカーなどを経て2012年に入社した山本さんは、良い住まいのためには妥協をしない姿勢で顧客の信頼を勝ち取り、入社1年目で12棟もの新築住宅を販売。翌年には店長に抜擢されました。

　「お一人お一人異なるご要望にお応えするのは正直大変です。しかし汗をかいた分だけ顧客満足度は高まり、新たなお客さまの紹介につながっています」と手応えを語ります。

地域工務店とアキュラホームのノウハウを掛け合わせ、安心の住まいを提供

　箱を思わせる四角い外観、黒を基調とした落ち着いた外壁、青空に屹立する三角の大屋根など、山本さんらが手掛ける注文住宅は、スタイリッシュで洗練されたたたずまいが特徴。住宅地でひときわ目立ち、それ自体が1個のアートのようです。

　もちろん性能にもこだわります。特に重要視するのは、耐震性と気密性です。「ご存じの通り、日本は地震大国。さらに近年頻発する夏の猛暑対策も求められています」

　同社で展開しているアキュラホームは、耐久性と安全性を確保し、かつ高気密高断熱の住まいだと話します。
　「アキュラホームは、厳選された自然素材を用いた木造軸組み工法による自由度の高い家造りが強み。耐震実験を重ね、高い耐震性能を実現しながら、冬は暖かく夏は過ごしやすい空間を作り上げることができます。アキュラホームのノウハウと、平安コーポレーション時代から培った提案力を合わせ、デザイン性もありながら万が一の震災に備えた安心できる住まいをご提供いたします」
　
　強固で快適な家づくりに加え、住宅かし保険や地盤保証を含めたアフターサービスも用意。山本さんの発案で2021年から、無料通信アプリ・LINEを使った施主の連絡システムもスタートさせました。「柱や壁に傷が付いた」といったトラブルがあれば写真をアップしてもらい、それを受けて社員が工事の手配をするなど、適切に対応するというものです。

　「実のところ、新規のお客さまが増えるにつれ、お引き渡し後のサポートまで十分に手が回らなくなりつつあると感じていて、サービスの質を保つ方法として取り入れました。『電話や対面では言いづらいことが気軽に報連相できる』と、お客さまからは好評です」

地元名張で社会人サッカーチームを率い、試合から仕事への向き合い方を学ぶ

　名張市で生まれ育った山本さん。中学校からサッカーを始め、高校時代は島根県の強豪・立正大学淞南高等学校でプレーし、全国大会に出場した実績を持ちます。就職してからも社会人チームを立ち上げたり、名張市内で大会を開いたり、地元の少年サッカーの指導にも熱が入ります。

　スポーツシーンでも精力的に活動していることから、試合を通じて仕事への向き合い方を学ぶことも多いとか。
　「サッカーには、ポイントゲッターやドリブラー、司令塔など、さまざまな役割があり、いずれが欠けてもチームは強くなりません。会社も同じで、大きな成果を出すにはまず互いの個性や能力を認め合い、組織力を上げることから始めなければと考えています」

　山本さんには目標とする恩師が2人います。1人は高校時代の監督。「一から礼儀作法をたたき込まれました。常識にとらわれない戦術は当時からあこがれていましたね」
　もう1人は大手ハウスメーカー時代に出会った部長。「荒削りで粋がっていた自分を温かく見守ってくれました。最近がんでお亡くなりになったのですが、私も部長のようなおおらかな人物になりたい」と、それぞれへの思いを口にします。

　「コロナ禍や地球温暖化で、既存の枠にとらわれない住まいを提案する必要性を痛感しています。若いスタッフも増やし、さらに多くの人の期待に応えられるような体制も構築していかなければ」と山本さん。尊敬する2人のDNAを受け継ぎ、住まいづくりの“司令塔”としてこれからも活躍します。

（取材年月：2022年8月）

理想のマイホームは十人十色。顧客に寄り添い、一人一人の理想の住まいを提案

「テンションを上げて、わくわくしながら家づくりをお楽しみください！」

地域工務店とアキュラホームのノウハウを掛け合わせ、安心の住まいを提供

地元名張で社会人サッカーチームを率い、試合から仕事への向き合い方を学ぶ

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