借金問題・個人再生のプロ
荻原卓司
Mybestpro Interview
借金問題・個人再生のプロ
荻原卓司
#chapter1
京都市営地下鉄くいな橋駅から歩いて約5分のところにあるオギ法律事務所。弁護士の荻原卓司さんは、主に借金問題の解決に力を入れて取り組んでいます。返済困難に陥ったとき、まず思い浮かぶのが「自己破産」でしょう。しかし、ほかにも「民事再生」「債務整理」などの立て直し方法があります。後者なら返済義務があるものの、自己破産とは異なりローン付きの自宅を手放さなくて済むかもしれません。
「物事にはメリットとデメリットがある」と考える荻原さんは、3つの解決方法の両面をきちんと説明してくれます。その上で相談者ひとりひとりの状況や人生計画に合わせ、法律のプロの目で、借金問題を根本から解決する複数の方法を提案してくれます。方法は強制しません。複数の案を提示して相談者に選んでいただくのが荻原流。「自分の人生は自分で選択するもの。相談者の方の考えを否定せず、人生設計をサポートするのが弁護士だと考えています」
特に情報社会の近年、誰もが解決方法をネットで簡単に検索できるようになりました。しかし、情報過多ゆえに逆に問題点が整理できなくなったり、正確ではない情報を信じている人が多いことを危惧しています。「借金を返すために借金を重ねるという悪循環はさらに状況を悪化させます。しかし、借金問題のように深刻な問題ほど、誰にも相談できないもの。ひとりで抱え込んで悩まず、少しでも早くご相談ください」
#chapter2
自己破産、民事再生、債務整理など方針を決める際、荻原さんは、支払いできる金額の判断を数字で明確に示します。借金は気持ちだけでは返せません。客観的な数字で考えて初めて、支出の多さに気づく人も多いとか。弁護士としての豊富な知識と経験に加え、この客観的視点や分析力による高い問題解決能力も荻原さんが支持される理由です。
そして、借金問題解決に向けての方針が決まった時点で、相談者に時折送るメッセージがあります。それは「とりあえず今日一日は借金のことは忘れて、ゆっくり休んでください」との一言。常に分かりやすい言葉で丁寧に説明し、笑顔で励ます荻原さんの人柄も借金問題に苦しむ相談者を救っているようです。
そんな荻原さんのポリシーは「弁護士の知り合いがいない相談者や一見さんの相談にも誠実に応えること」。なかでも、「伏見区の法的サービスを底上げしたい」と地元意識が高く、法律事務所が集中する上京区や中京区ではなく、伏見区に事務所を構えました。相談の際は紙に図などを書いて説明するのも特徴。「法律は専門用語や漢字が多く、紙に書きながら説明すると分かりやすいです。事務所なら資料も揃っていますし、コピーしてお渡しもできますしね」。今後は借金問題解決で得た経験を生かし、地元を中心に企業再生や企業法務にも尽力し、もっと多くの人を助けたいと気概にあふれています。
#chapter3
伏見の街の弁護士として地元で信頼される荻原さん。法律家としてゼネラリストを目指し、努力を惜しみません。借金問題以外にも、交通事故、離婚問題、高齢者・障害者支援、企業法務、予防法務など、地域密着でさまざまな法律問題の解決に取り組んでいます。ここ数年は弁護士の数が増え、専門分野に特化した事務所も増加しています。ですが、民事訴訟の立証計画や家事調停での交渉技術が借金問題解決に役立つなど、法律に関する多方面からのアプローチも荻原さんの強みでしょう。
「法律に基づきどんな争い事でもオールマイティに解決するのが弁護士。トランプのジョーカーのような存在です。ただ、最後の切り札と思われがちで、相談に躊躇する人が大勢います。けれども、最初にいきなり弁護士というカードを切っても良いんです。何から手をつけていいか分からないので、整理してほしいという相談もお任せください」
2013年4月~2014年3月は京都弁護士会の副会長を務め、2014年10月からは、週に1度、京都家庭裁判所で非常勤裁判官(家事調停官)としても活躍をしています。得意な問題解決能力を生かし、多くの家事調停を解決していきたいとか。そして、裁判所で得た貴重な経験を生かし、さらに法的な知識や紛争解決能力に優れた弁護士になりたいと意欲的です。一方、消費者被害や民法の基礎、成年後見をはじめ、セミナー講師としても活動の場を広げています。
(取材年月:2014年10月)
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借金問題・個人再生のプロ
荻原卓司プロ
弁護士
オギ法律事務所
当事務所は、これまでの1000件以上の解決事例を踏まえ、弁護士の熱意と迅速な事務処理能力を活かし、特に住宅を残して借金を減額できる個人再生等の借金問題や交通事故の問題につき、力を入れております。
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