経営コンサルティングのプロ
江後慎太郎
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経営コンサルティングのプロ
江後慎太郎
#chapter1
中小企業が抱えるあらゆる問題点をトータルにサポートし、経営全体をコンサルティングする江後経営グループ。グループ全体で約80名の社員が在籍しており、大阪市と滋賀県にも支社を展開するなど、その規模は京都府内でもトップクラス。税務会計業務を中心に、リスクマネジメント、人事・労務、人材派遣、資産運用、社会保険関連業務などのさまざまな周辺業務をワンストップで請け負います。開業から40年、口コミや金融機関の紹介で顧客を着実に増やし、「利益を上げるためのコンサルティング」にまで踏み込んだ提案力で信頼を勝ち取りながら発展を遂げてきたのです。
「高度経済成長期は、企業は節税に必死になっていましたが、今の時代は違います。会社を潰さないためにも、“いかに利益を上げていくか”に知恵を絞ることが必要です」。現在のような不景気の経済下では、中小企業の経営者は資金繰りに苦労しています。そんな中、京都税理士法人は資金繰り対策をコンサルティング。これまで数多くの実績を挙げているとあって、江後さんも顧客への貢献を強く実感していると言います。
「20年以上も信用金庫に勤めた経験を持つ弊社の社員が、資金繰り対策をご提案します。金融機関の考えを熟知しているからこそ、融資を受ける企業側の立場での資金繰り対策を練ることができるのです」。毎月2回セミナーを開催するなど、無料相談の機会も多く設けています。「資金繰りに強い税理士法人」こそ、中小企業にとって頼もしい存在なのではないでしょうか。
#chapter2
「ただ決算書を作るだけでは、顧客に貢献しているとは言えない」。この考えに基づき、税理士資格の取得を目指して勉強していた20代のころから、経営に関する総合的なコンサルティングサービスを提供できる組織の構想を描いていたのだとか。「本当は“経営の総合デパート”を設立したかったんですけどね」と、謙遜(けんそん)気味にほほ笑む江後さんですが、現在の江後経営グループを見れば、若かりしころのイメージが実現していることは一目瞭然(りょうぜん)です。
今では高い組織力を生かし、グループ内の各企業の枠組みを越えて、組織横断的な特化事業にも取り組んでいます。「特化事業の分野は、医業、介護、社会福祉、公会計。今後、力を注いでいきたいのが公会計です。国や地方公共団体も財務状況の開示が求められる時代となりました。税務・会計に携わる人間として、公会計の分野にもかかわることができればと考えています」
「顧客の繁栄なくして我がグループの存在なし。社員の幸福を実現し、地域社会に貢献する」との経営理念を開業以来ずっと掲げている江後さんらしい、社会貢献にも直結するような目標です。資金繰り対策のコンサルティングを担当する社員をはじめ、この理念に魅力を感じて入社を決意した人も少なくありません。「私の今の仕事は人材の育成。税理士法人と言えば、京都税理士法人と言われるように、100年続く企業にしたいですね。そして、事業を通じて、育ててくれた京都の街に恩返しをしていきたいと思います」と、夢を語ってくれた江後さん。顧客、社員を問わず、人が集まってくるその人柄には、ふところの深さを感じました。
#chapter3
長きにわたって企業経営のコンサルティングに携わってきた江後さん。利益を上げる極意は「経営者が勉強を怠らないこと」にあると言います。「中小企業では経営者が命運の鍵を握ります。変化が激しい現代ですが、情報をキャッチして経営に取り入れている企業は利益を上げています。日々の勉強を通して、経営者自身が自己変革・自己改革をしかなければなりません」
江後経営グループでは「E-クラブ」と呼ばれる勉強会を開催するなど、経営への気付きを与えるきっかけの場も提供。中小企業の経営者に「一緒に勉強しましょう」と、呼びかけています。
経営への悩みは尽きないといった話をよく耳にする昨今。江後経営グループが、利益を上げるためのコンサルティング力と高い組織力で解決します。
(取材年月:2010年3月)
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江後慎太郎プロ
税理士
京都税理士法人<江後経営グループ>
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