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複雑な保険を見える化し、選び方のポイントを伝授

医療業界に精通する生命保険・損害保険のプロ

川端信昭

川端信昭 かわばたのぶあき
川端信昭 かわばたのぶあき

#chapter1

生命保険と損害保険の両方を扱い、トータルでプランづくりをサポート

 結婚や住宅購入、子どもの誕生などライフステージの変化に伴い、保険を見直す人は多いでしょう。益城町にある保険代理店「アイ・メディ・サポート」代表取締役社長の川端信昭さんは、生命保険と損害保険の両方を扱い、ライフプランニングや保険選びをサポートしています。
 「車や家とは異なり、保険は形がないからこそ、無数にある種類の中から選ぶのは難しいものです。複雑な保険の仕組みを目に見える形にします」

 初回相談は、まず白紙を目の前に、「自分たちでプランをつくる」イメージを持ってもらうそう。
 「設計図を描いて提案するのではなく、お客さまに保険の仕組みを伝えることから始めます。仕組みを理解すれば、ご自身のライフスタイルや希望に合った商品を選ぶポイントが分かります。生命保険や医療保険、自動車保険、火災保険など、トータルで考慮できるのが当方の強み。全体を見渡し、必要な保障を確保しながら、もれやダブリを解消してムダを省きます」

 あわせて、NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)など、資産運用のアドバイスも。
 「事故や病気、死亡のリスクに目を向ける人は多いですが、人生100年時代には、〝長生き〟もリスクになり得ます。特に20代・30代の若い世代には、老後に向けて〝お金をつくる〟意識を持ってほしいですね。保険と組み合わせて、非課税のメリットがあるNISAなどをおすすめしています」

#chapter2

病院向けの保険コンサルや医療機器販売を手掛け、医療事情に精通

 契約してから時が経つと、保障の内容をよく覚えていないという人も多いでしょう。川端さんは、加入後のフォローとして、保障内容が一目で分かるファイルを作成し、一人一人に渡しています。
 「『保険証券がどこにあるか分からない』と言われるお客さまも多いので、いざというときにすぐ取り出せるように考えました。当方で契約した保険に限らず、事故時や保険金請求などの際に必要な連絡先を表にまとめて、保険証券の保管場所として活用してもらっています」

 また、「保険は商品なので、洗濯機や冷蔵庫などと同じように、10年ごとの見直しを」と呼び掛けます。
 「医療の進歩により入院日数は短期化する傾向にあり、数年前と今では必要な保障内容が変わっています。医療業界で20年以上の経験があり、先端の情報にも精通していますので、最近の治療方法に適した保険を提案できます」

 キャリアのスタートは、医療機器の修理・販売を担っていた川端さん。転職して大手保険会社で営業経験を積んだ後、外資系の医療機器メーカーにヘッドハンティングされ、臨床検査機器や放射線機器を長年扱いました。現在、個人向けの保険代理店業とあわせて、病院向けのコンサルティングも九州全域で手掛けています。
 「医療上の事故に備える病院賠償責任保険や、サイバー攻撃による情報漏えいに対応するサイバー保険など、病院ならではのリスクに対する損害保険を扱っています。保険の見直しのほか、保険を活用したコストダウンや、臨床検査機器や放射線機器の販売など、幅広くお手伝いしています」

川端信昭 かわばたのぶあき

#chapter3

人と人とのつながりを重視し、〝愛ある〟サポートで顧客に寄り添う

 2022年に設立した「アイ・メディ・サポート」の「アイ」には、「insurance(保険)」と「愛」の意味が込められているそう。
 「今の時代は、どんなものでもネットで簡単に手に入れられますが、〝誰から買うか〟も重要なポイントだと考えています。特に保険商品は契約して終わりではないので、何かあったときにお会いしてフォローできる点は強みです。人と人とのつながりを大切に、ご縁のあったお客さま一人一人の幸せを願いながら、〝愛ある〟サポートを目指しています」と川端さん。

 〝顔の見える〟コミュニケーションを重視し、保険のプロとしての知見だけではなく、自身の実体験を伝えることも大事にしています。
 「2016年に起きた熊本地震が、ターニングポイントになりました。益城町で二度も観測された最大震度7の揺れによって自宅が大きな被害を受け、人生設計ががらりと変わりました。身をもって実感したのが、『人生はいつ何が起きるか分からない』ということ。自分ではどうにもできない不測の事態に対処する必要性や、〝若いうちから貯金しておけばよかった〟という後悔など、率直にお話しするので、お客さまから『いろいろな話が聞けてよかった』とよく言われますね」

 仕事のやりがいは、「お客さまに喜んでいただけることに尽きます」と川端さん。「なんとなく」ではなく、自分が納得できる保険選びをかなえ、「あのとき加入してよかった」と実感できる日まで寄り添います。

(取材年月:2024年1月)

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川端信昭プロ

生命保険・損害保険代理店

アイ・メディ・サポート株式会社

生命保険と損害保険の両方を扱い、ライフステージに応じてトータルで保険プランを見直します。保険の仕組みの理解を深め、自分でプラン作成ができるまでサポート。医療機器販売の経験から医療事情にも精通。

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