ペットと暮らす vol.2 〜わんこと快適に暮らす住まいのヒント〜
「築年数が古い家はリノベーションに向かないのでは？」
「耐震や断熱の面で不安…」
「和室ばかりで今の暮らしには合わない…」
中古住宅や築古住宅を検討される方から、こうした声をいただくことは少なくありません。
しかし実際には、築40年以上の住宅でも、適切なリノベーションを施すことで今の暮らしにフィットし、安心して快適に暮らせる住まいへと生まれ変わります。
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Before → After の大きな変化
今回は、築43年の住宅を内装リノベーションした事例をご紹介します。
「古い家だから…」と諦めていた方にこそ、参考にしていただける内容です。
今回のお住まいは、熊本市内の築43年戸建て。
和室中心で細かく区切られた昔ながらの間取りが特徴でした。
- 和室二間＋収納 → 広々15帖LDK
- 独立キッチン → サニタリー＋パントリーに変更
- 壁付けキッチン → 対面式キッチンへ移動
- 2階の和室二間 → 広い洋室1部屋に
- 階段 → ワンちゃんにやさしいカーペット仕上げ
暮らしに合わなかった間取りが、家族みんなで楽しめる住まいへと大きく変わりました。
暮らしを楽しむポイント
1. 和室二間をLDKに、キッチンはサニタリーに
仕切られていた和室二間をひとつにつなげ、家族が自然と集まる広々LDKに。独立していたキッチンはサニタリー＋パントリーへと役割を変更し、暮らしやすさと快適さをUPしました。料理・食事・くつろぎがひとつながりになったことで、家族が自然と集まり、ゆっくりとくつろぎ楽しめる空間に生まれ変わっています。
2. 収納スペースの工夫
押入れはクローゼットに変更し、既存の収納も活かしながら容量をアップ。さらにサニタリーにはパントリーを組み込み、食品や日用品のストックも効率よく管理できるように。片付けやすくなったことで、暮らしの余白が生まれました。
3. ペットにもやさしい工夫
階段はワンちゃんの足にやさしいカーペット仕上げに。滑りにくく、足腰への負担を軽減することで、人もペットも安心して暮らせる家へと変わりました。小さな工夫ですが、毎日の安心感につながります。
4. 安心の性能向上
見た目の刷新だけでなく、耐震補強と断熱性能を強化。古い家でも安心して暮らせる「性能」を確保しました。築古住宅でも、しっかり手を加えれば長く快適に暮らせる住まいへと生まれ変わります。
「築古＝不便」ではない
築年数が古い家でも、工夫次第で大きな可能性があります。
・土地が広い
・1階が広く、1階中心の生活が出来る
・梁や柱に味わいがある
・価格を抑えて購入できる
こうした築古住宅のメリットを活かしながら、今のライフスタイルに合わせて設計し直すことで、
「古いから…」と諦めていた家が、家族にとって誇らしい住まいに変わります。
リノベーションは単なる修繕ではなく、「不便を快適に変える暮らしの再設計」。
そして、中古住宅を活用することは、環境負荷を減らし、地域資源を有効活用する選択肢でもあります。
まとめ
築43年の住宅でも、和室中心の間取りを大胆に見直すことで、
「暮らしやすさ」と「楽しさ」を両立した住まいに生まれ変わります。
古いからこそ活かせる魅力もあり、リノベーションによって「今の暮らしに合う家」に整えることができます。
熊本で中古住宅の購入やリノベーションを検討されている方は、ぜひご相談ください。
お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適なプランをご提案いたします。
