過去のプログラムご紹介
『音』の話・・・
今日は音楽でなくて「音」の話。
音の正体は、波。
物の中を波を立てて進んでいく。
物に当たると跳ね返るし、
物がなければそのまままっすぐ進む。
抵抗が強ければ早くに減衰し、
少なければ長く遠くまで届く。
発せられたばかりの音の波は大きく、
物に当たるとはっきりと反射する。
ぐたぐたと書いているのは
単なる愚痴の入り口…
最近高いビルが建つ。
妙な音も反射させる。
そのせいで、
静かだと思っていた場所が
静かではなくなってしまうこともある。
かつて住まいの下の広場に面した店舗が改装した折、良かれと思ったのか、広場に向けてスピーカーを付けて店舗内と同じものを放送し始めた。
申し訳なかったが、窓を開け放せる時期が長くて耐えられず、チェーン店だったので、「音は上に上がる性質もあって…云々」と大元に苦情をメールで送ってみた。要するにクレームメールだ。
数日もしないうちに音は止み、
その店舗の店長から丁寧なお返事が届いた。
ホッとして店に店長を尋ね、メールした本人だと伝えて直接お礼を述べた。
それから暫くして彼の姿は見かけなくなったけれど(異動か転職か?)次の店長に申し伝えてくれたのか、音で困ることはなかった。
私は一般的な内耳のサイズより小さいそうで、波をキャッチする器官そのものも小さいので生活に不必要な高音まで聞こえてしまう。
割合としてそれほどレアではないようだけれど、少なくとも犬笛は全く問題なく普通に聞こえてしまう。しかも高い音は遠くまで届く。
笑い話もあれば、
辛い話もある。
これを追求したらきっと、
立派な哲学書が一冊書けるだろうな〜
まぁ、なんの役にも立たないかもしれないけど笑



