【東京 軽貨物】なぜ失敗するのか? 単価が低くても成功する「構造改革型スケーリング戦略」とは

川上絢一郎

川上絢一郎

テーマ:法人向け軽貨物新規事業

■ あなたの軽貨物ビジネス、崩壊寸前ではありませんか?

「軽貨物は稼げる」
そう聞いて始めたのに、気づけば資金が減り、ドライバーが離れ、案件は不安定。
これは、東京の軽貨物市場で毎月のように起きている現実です。

2025年6月、人気ラーメンチェーン「天下一品」が東京で10店舗以上を一斉閉店しました。
味に問題はなかった。客もついていた。それでも閉店した。
原因は、本部ではなくフランチャイズ運営側の経営崩壊でした。

この「見えないシステムの綻び」は、軽貨物配送でもまったく同じです。

■ 「売上はあるが儲からない」軽貨物の罠

軽貨物事業は初期投資が少なく、参入障壁が低いビジネスです。
しかしその裏にあるのは、薄利・高稼働・多重下請けの危うい構造です。

▼よくある失敗例

項目 内容 崩壊の引き金
価格 1案件400〜600円 単価が安く、1日150件走っても粗利は限界
人材 業務委託ドライバー中心 教育・統率が困難、離職リスクが高い
資金繰り ドライバーには週払い、荷主からは月末払い キャッシュフローが常に綱渡り
案件依存 大手宅配1社に依存 単価交渉できず、切られた瞬間に壊滅



■ 「天下一品」と軽貨物の共通点

天一の閉店理由は「味」ではなく、「構造」でした。
店舗運営会社(フランチャイジー)が薄利モデルを正しくスケールさせられなかったことが原因です。

軽貨物も同様で、配送という“点の仕事”をどう“面に変えるか”が生き残りの鍵。

■ 単価の低いビジネスで勝つための「3つの構造改革


ハウンドジャパンは、東京・神奈川を拠点に、利幅の小さい軽貨物事業を持続可能なビジネスに転換する仕組みを実践しています。

① 「1件運ぶ」から「1件育てる」へ:付加価値戦略



ドライバーがただ荷物を運ぶだけでなく、
荷主ごとに専任担当制を敷き、配送品質・応対マナー・業務改善提案まで担います。

【事例】飲食系配送では、ドライバーが欠品チェック→納品書電子化を提案 → 月額報酬を10%アップで受注継続

ただ運ぶ→顧客と共創するサービス提供者へ


② 薄利構造を補う「事業ミルフィーユ化」


一社依存・一事業集中ではなく、軽貨物を中心に「周辺ビジネス」を積層化。

内容
第一層 配送請負(スポット・ルート便)
第二層 WEB契約システム導入支援(クラウドサイン)
第三層 起業支援・副業ドライバー教育
第四層 荷主向け物流効率化コンサルティング


1件あたりの粗利は薄くても、「1荷主あたりのLTV」を数倍に引き上げる構造を実現。

③ 「自社完結型」から「ネットワーク連携型」へ


薄利業界での急拡大は、必ずどこかに歪みを生みます。
だからこそハウンドジャパンは、自社ドライバーだけでなく、提携企業・個人事業主との連携ネットワークで成長を図っています。

・ 提携配送会社と案件シェア(過不足の調整)
・ 新規荷主には複数社で対応し、信用創出
・ フリーランスドライバーには教育+案件紹介

“一人勝ち”ではなく、“ネットワークで勝つ”設計が重要です。

■ 起業家・経営者に届けたいメッセージ


軽貨物配送で成功するには、以下の3原則を徹底してください:

● 利幅でなく「LTV」で勝負する

1件600円の案件でも、月100件・年間継続・コンサル受注も含めば**年間売上は60万円以上に**なる。

● スケーリングは「人数」ではなく「構造」で

「ドライバー数×日数」ではなく、「1人が何役こなせるか」「1荷主にどれだけ貢献できるか」で見る。

● 営業力ではなく「設計力」で勝つ

すべての契約・支払・トラブル予防を**システムと仕組みで管理**する。属人的対応は事故を生む。

■ 東京で軽貨物事業を始める、育てるなら──



ハウンドジャパンは、東京・神奈川の地場に根ざし、軽貨物配送の持続可能な発展を支援しています。

・ 軽貨物起業を目指す方への経営支援
・ドライバー育成と契約管理体制の整備
・荷主との直接契約を重視した案件創出

「価格ではなく、価値で選ばれる軽貨物会社」
──それが、わたしたちの信念です。

一緒に、薄利多売のその先を設計しませんか?

軽貨物の新規事業支援を行っています 興味のある方は是非一度面談いたしましょう!

起業支援の説明ページ→起業支援説明ページhttps://hound-japan.com/lp/launch-business/

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川上絢一郎
専門家

川上絢一郎(軽貨物運送業)

ハウンドジャパン株式会社

総売上30億円の軽貨物運送会社が、独自に構築した「持たない経営」のノウハウ&人脈で、在庫・人材・コストを抑えて成功に導く。業界知識のない個人・新規参入の法人が続出し、各年商の2年目平均は1億円を達成。

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