大型連休をどう過ごすかに見える“働き方観の変化”とフリーランスの魅力 〜2025年GW旅行者数7%減の背景から考える、これからの「自由な働き方」〜

テーマ:法人向け軽貨物新規事業

2025年のゴールデンウィーク(GW)の旅行者数は、前年比で7%減少するという見通しがJTBより発表されました。
物価高、旅行費用の上昇に加え、「日並びの悪さ」が影響したとも報じられています。

ですが、この「連休の取りづらさ」という視点から、実は働き方そのものの変化や希望条件のトレンドも見えてきます。

本記事では、GW旅行動向と絡めながら、いま注目されるフリーランス・業務委託という働き方の魅力について考えていきます。


連休が少ないと旅行に行きづらい?その背景にある「会社員の働き


今年のGWは、暦通りに休めば最大で4連休。例年のように3連休が2回あるパターンとは異なり、「遠出」や「長期旅行」がしづらい年とされています。さらに、宿泊費の高騰も加わり、旅行費用は1人あたり36,600円に上昇。実質賃金の伸び悩みや景気の不透明感もあり、「旅行に行く気になれない」という現役世代の声も多く聞かれました。

ここで注目したいのが、休みの取りづらさ=働き方の固定化です。

多くの人が、カレンダーに縛られた「会社員スタイル」のままでは、大型連休以外のタイミングでの休暇取得が難しく、「混雑して高い時期」にしか旅行に行けない状態に置かれています。

20年前のフリーランスは「土日祝は休まない」が当たり前だった


かつてフリーランスという働き方は、土日祝も関係なく働く、いわば“がむしゃらに稼ぐスタイル”が一般的でした。

しかし、現在のフリーランス像は大きく変わっています。

  • 平日を休みにして「空いている日」に旅行する
  • 人混みや高騰期を避けて予定を立てる
  • 週休3日・週4日稼働など、働き方をカスタマイズ
  • 子育てや介護と両立しやすい時間設定


など、「自分都合に合わせた柔軟な働き方」を実現できる人が増えています。

つまり今は、フリーランスこそ“混雑しないGW”を自由にデザインできる立場とも言えます。

実際の求人傾向から見る、人気の働き方条件とは?


求人サイトや弊社運営の採用支援でも、近年特に人気が高いのが以下のような条件です。

◯希望条件として人気の項目


  • 〇 シフト自由・週1〜OK
  • 〇 働く時間を選べる
  • 〇 Wワーク・副業OK
  • 〇 土日休み or 土日勤務が選べる
  • 〇 在宅・非対面・直行直帰
  • 〇 固定給より「成果報酬」や「高単価」


このような希望条件は、フルタイム正社員のような一律の働き方からの脱却を求める動きそのものです。

特にZ世代やミレニアル世代では、「自分の時間をコントロールしたい」「会社に縛られたくない」という価値観が強く、フリーランス・業務委託という選択肢がますます注目を集めています。


フリーランス・業務委託で働く魅力とは?


① 自分の時間を自由に使える


好きなときに休み、好きなタイミングで働く。これは何物にも代えがたい自由です。

② 旅行や趣味も“オフピーク”で楽しめる


GWのような混雑期を避けて、コスパよく余暇を楽しめるのはフリーランスの大きな特権。

③ 成果次第で収入が伸ばせる


時間ではなく“成果”に対して報酬が決まるため、働き方次第では月収50万〜100万超も目指せます。

④ キャリアの多様化につながる


複数の業務委託契約を組み合わせたり、副業として始めたりと、**“働きながら転職・起業の準備”ができる**のも魅力です。

一方で「自由=自己責任」。だからこそ選ばれるサポート体制



ただしフリーランスには社会保障や研修制度などがないケースもあり、「未経験だけど大丈夫?」「契約トラブルが不安」と感じる方も少なくありません。

そのため現在では、

  • - 業務委託でも充実した研修がある
  • 〇 契約はクラウドサインなどで明確化
  • 〇 サポート担当がついて困りごと相談ができる
  • 〇 最初は“週1日〜のお試し”で始められる


といった「**安心して始められる仕組み**」がある企業・業界が選ばれています。

今後求められるのは、“働く場所や時間に縛られない選択肢”


2025年のGW動向から読み解けるように、固定された休みや働き方に満足できない人が増えつつあります。

特に不況下においては、会社に依存しすぎることのリスクも顕在化し、「自分で収入をコントロールできるスキル」や「働き方の自由度」がより重視される時代へとシフトしています。


最後に:あなたは「いつ」「どこで」「どんな風に」働きたいです

働き方の選択肢が広がった今、自分に合ったスタイルを見つけられるかどうかが、今後のキャリア形成の鍵となります。

「みんなが休む時に休む」も正解。
でも、「みんなが働いているときに、自由に旅に出る」もまた、今の時代ならではの選択肢です。

フリーランス・業務委託という働き方が、**あなたの人生に新たな自由と選択肢をもたらす一歩になるかもしれません。

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川上絢一郎
専門家

川上絢一郎(軽貨物運送業)

ハウンドジャパン株式会社

総売上30億円の軽貨物運送会社が、独自に構築した「持たない経営」のノウハウ&人脈で、在庫・人材・コストを抑えて成功に導く。業界知識のない個人・新規参入の法人が続出し、各年商の2年目平均は1億円を達成。

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