【中小企業社長・ビジネスパーソン必見】脱毛業界の一時休業に学ぶ!軽貨物配送業で成功する7つのポイント
2024年問題により、物流業界はかつてない変革期を迎えています。
引っ越し業界では運転手の残業規制強化や人手不足が直撃し、**料金の高騰・納期の遅延・受注制限**といった影響が顕在化。
日経新聞の記事でも、一部引っ越し会社が“翌日搬入を減らす”ほど逼迫している現状が報じられました。
しかし、「軽貨物ビジネス」にとって、大きなチャンスでもあると考えます。
人手不足、長距離規制、コスト増加という引っ越し業界の課題に対し、軽貨物ならではの特性がビジネスチャンスを生み出しているのです。
引っ越し業界の現状:構造的な課題が浮き彫りに
24年4月からトラック運転手の時間外労働が年960時間に制限
・長距離輸送のスケジュール組みに制限が生じ、大手は即日搬入を断念
・繁忙期の作業員確保のため、日当を2万円→3万円に増額する企業も
・求人倍率・バイト時給も急上昇、コロナ前比2.6倍
・引っ越し費用は家族世帯で平均17万円超(前年比19%増)
つまり、「運びたくても、運べない」「人を集めたくても集まらない」「対応できても、利益が出づらい」という三重苦が発生しているのが現状です。
そんな今だからこそ注目される、軽貨物の可能性
引っ越し業界と物流業界は似て非なるもの。
軽貨物事業には、いまの物流課題をカバーできる『強み』が存在します。
① 短距離・日帰り案件が中心 → 時間外労働規制の影響が小さ
軽貨物の主戦場は地場配送や短距離移動。
トラックドライバーのような長時間運転を前提とせず、24年問題の影響を比較的受けにくいため、ビジネスの継続性が高いのです。
② 一人一台・業務委託制 → 小規模でもすぐ始められる
軽貨物はドライバー1人・車1台から運用可能。
正社員の大量採用が不要で、業務委託契約の柔軟な人材活用ができるため、**人手不足に強いモデル**でもあります。
③ 小口ニーズ対応 → 高騰する引っ越しの“隙間需要”をカバ
引っ越し費用が高額になる中で、
- 「冷蔵庫だけ運んでほしい」
- 「家具数点だけ移動したい」
- 「知人に荷物を届けてほしい」
という単身引っ越し・小口輸送のニーズが増加中。
大手では対応しづらい“細かいニーズ”を拾えるのが、軽貨物の柔軟性です。
軽貨物ビジネスは中小企業の「新規事業」としても相性抜群
特に中小企業にとって軽貨物は、少ない初期投資で始められる堅実なビジネスモデルです。
- 軽バン1台、ドライバー1人から導入OK
- 月額固定費が抑えられるため、テスト展開もしやすい
- 既存の自社人材・業務委託ドライバーを活用可能
- EC配送・企業定期便・スポット便など案件の幅が広い
市場ニーズは拡大中。物流の“再分配”が進む今こそ、新たな収益の柱として軽貨物を検討する価値があります。
まとめ:物流の混乱期は、ビジネスチャンスの宝庫
引っ越し業界の課題は、物流業界全体の「変革の兆し」。
しかしそこには、**軽貨物という現代的かつ柔軟なビジネスモデルが、大きな役割を果たす可能性**が秘められています。
「これからの時代、どう運ぶか」
「どこまで自社でカバーできるか」
その答えの一つが、軽貨物ビジネスです。
人手不足、コスト増の時代においても、スモールスタート・柔軟運用・多様な市場対応が可能な軽貨物業界には、まだまだ伸びしろがあります。
まずは1台から。自社に合った形で、軽貨物ビジネスの導入を検討すこともありかもしれません。
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