モラハラとはなに?に頭では理解した!解った!というモラハラ夫が妻を相手に”お前の態度が俺の気持ちを逆なでする”と開き直る思考、どうする?
昨今モラハラ(DV)のお問合せに、小さな、いいえ大きな変化が見受けられます
かっては、加害者夫がカウンセリングに訪れるのは「妻と子が帰ってこない」「別居、離婚を突き付けられた」と言った崖っぷちの状況で来られる方が殆んどでした
絶望的な面持ちで来談される姿は、夫婦間の軋轢の深さ、悔恨の身に藁をもすがる思いがにじんでいました
このところ「夫にカウンセリングを受けさせたい」「夫も承知している」という妻からの申し出が増えていたり、
「自分はモラハラかもしれない」と夫自身のお問い合わせが目立ってきています
この流れこそ「女性たちが声を上げ始めた証」ではないかと期待感が膨らみます
男女不平等という時代を、諦めや我慢を強いられてきた屈折の歴史に一日も早い終止符をという願いは、モラハラ(DV)という小さな社会の一番身近な悪弊から
「変わる」という発信が出来ればこんな大きな前進はありません
「DV加害者は変われる」これは決して幻想ではありません
変化を望む声と、それを支える仕組み(加害や更生支援)に出会った時、人は確かに変わり始めます
私たちはその証を現場で見続けております
どうか家族が再び希望のある日々を向かい入れられるように、私どもに繋がって頂ける事を念じております。



