膝の痛み 〜変形性膝関節症②〜
インソールの効果
インソールはどれも同じ!?
インソールは大きくは2つに分かれます。
オーダーメイドかオーダーでないか(既製品)
既製品の場合、
作られたアーチ部分の高さが使う方の足に合っていれば効果を発揮します。
しかし、足は人の顔ほど一人一人違うと言われています。
既製品の決められたアーチの凹凸に足を乗せるとどうなると思いますか?
想像できる通りバランスを崩す結果になることもあります。
インソールはどれを使っても良い結果が出るとは限らないのです。
オーダーメイドについても説明していきます。
オーダーメイドにも色々な種類があります。
それぞれが特徴を持ったインソールで
それぞれ考え方が違えば作成の仕方も違います。
色々ある中で重要なポイントは『検査の細かさ』です。
私はいくつかのインソールメーカーの研修に参加し
その作成工程を身につけてきました。
足の型を採るだけで作成できるものや
立った状態で膝の曲げ伸ばしをして膝などの動きをチェックしながら
アーチの高さを決めたり力の入り方をチェックするものなど
検査が少ないものから多いものまで様々あります。
ただ、
そのほとんどが「歩き方」を検査をしていません。
歩くときは必ず片足で立つ時間があり、その繰り返しで前に歩いていきます。
歩く為の道具であるインソールなのに
座ってるだけで検査が終わったり、両足で立っている状態だけだったり
十分でない検査だけで作成するオーダーメイドインソールがほとんどです。
重要なのは「検査」
検査の内容がどのようなものをしているかはすごく重要になります。
それと同じくらい大切なのは
「だれが検査しているか」
そして
「誰がインソールを作成しているか」
足のことを専門的に勉強した専門家が作成するインソール
インソールの作り方を勉強しただけ販売員
どちらのインソールを使いたいですか?