～大手企業からの独立起業を経て～経験を生かした個別コンサルティングで『資産づくり』をサポート（1/3）

「オーダーメイドの聞き取り」で顧客の人生設計や将来のビジョンを共有

　兵庫県神戸市を拠点に活動する「SlowSteps（スローステップス）」の代表・梶野周三さんは、主に個人向けの資産づくりをサポートするファイナンシャル・プランナー(以下FP)です。

　梶野さんはこれまでに個別コンサルティングや、セミナーを通じて、延べ1000人以上の顧客に対して、資産づくりのサポートを行ってきました。

　「個別コンサルティングでは、『オーダーメイドの聞き取り』でお客さまのライフプランを共有します」と、梶野さんは話します。マイホーム購入や子どもの進学、リタイアといった人生設計や将来のビジョンをヒアリングした上で、現在契約している保険の見直しなどを行い、資産づくりをサポート。保険やNISAを使ったお金の運用について提案をすると同時に、病気やケガ、就労不能など、万が一の経済リスクにも保険で備えられるように顧客の支出能力をふまえて、アドバイスを送ります。

　また、お金に関する基礎知識を短時間で簡潔に伝えるため始めたセミナーでは、「老後の生活が心配だけれど、何から始めたらいいか分からない」「投資は損をしそうで怖い」といった初心者に向け、金融の仕組みや、資産づくりの必要性について、丁寧に説明します。参加者からは「分かりやすい」と評判になり、家族や友人にも聞かせたいと、リピートで受講する人もいます。セミナー後も個別コンサルティングを行うなど、細やかなアフターフォローが評判となり、全国から紹介による仕事の依頼もあとをたちません。

　「当社のお客さまの中心である20～40代の方達は、将来年金受給額が減っていくと予想され、老後に向けた中長期的な資産づくりがきわめて大切で、それには早くから計画的に進めることがもっとも有効です。ただ自分自身の経験上、日本の会社員の多くは交友関係が社内コミュニティに限られ、自然と情報弱者になりがちです。
　個別コンサルティングでは時間を味方にして、できるだけ早く資産づくりに着手できるよう、適切な情報提供とアドバイスを心掛けています」