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現代人の生活に寄り添い、社会全体の医療満足度を上げる「かかりつけ医」

「かかりつけ医」の視点で、現代人の医療の在り方を考えるプロ

友永達也

友永達也 ともながたつや

#chapter1

現代人の生活サイクルに寄り添う効率的な診療体制で、幅広い医療相談窓口に

 JR加古川駅前、ビルの4階にある「加古川ともながクリニック」。天井には青空が広がり、ジャングル柄の壁には昆虫等の標本が並びます。二十数個の水槽には100匹以上のカメや熱帯魚が泳ぎ、カウンターに置かれたSF映画のキャラクターのマスクからは、患者を呼び出すアナウンスが流れます。

 「病院らしくないと驚かれる方もいますが、患者さまの気持ちが少しでも和らげば」と話すのは、迷彩柄のパンツ姿が印象的な院長の友永達也先生です。

 内科領域を中心に、日常生活に関わる様々な相談に向き合いながら、地域医療に根差した診療を行っています。加えて、堪能な英語力を生かし、県内外から訪れる外国人患者の診療にも対応しています。

 WEB予約やオンライン問診・診療を導入し、スマートフォン一つで予約から支払いまで完結できる体制を整備。待ち時間の短縮と効率的な診療体制により、学業や社会生活で多忙な現代人でも受診しやすい環境を整えています。さらに症状や要望に応じて近隣医療機関と連携し、より専門性の高い医療を適切かつ速やかに受けられる体制も構築しています。

 「当院は『とりあえず聞いてみよう』と思っていただける、最初の相談窓口でありたいと考えています。例えば睡眠時無呼吸症候群も、ほかの相談の流れで『思い当たることがあれば検査してみましょうか』とご案内することが多いですね」

 院内健診に加え、企業などの集団健診では、エリアを問わず健診バスによる出張健康診断にも対応しています。

#chapter2

生き物研究の分野で世界各地を巡り、鋭い観察力を培ってきた存在

 自然豊かな稲美町で、子どもからお年寄りまで幅広く地域医療を担う開業医の家に育った友永先生。幼い頃から犬や猫、身近な虫やカメなどに親しみ、生き物への興味を深めながら、観察や飼育に親しむ日々を過ごしていました。

 医学の道を志し、神戸大学医学部附属病院での勤務医を経て、加古川市内にクリニックを開院。目指したのは、手厚い医療をベースにしながらも、現代人の生活サイクルに馴染む医療の在り方。水族館のような水槽群や、映画・レトロ玩具・車といったコレクションで彩られた院内は、常識にとらわれない独自の世界観を形作っています。

 一方、幼少期から続く生き物への愛着が失われることなく、ある研究分野では知る人ぞ知る存在に。共に世界各地の自然環境を巡り活動する仲間の一人は、「生き物系ユーチューバー」としても知られる人物で、公私にわたり刺激し合い、支え合う関係を築いているといいます。

 専門誌への寄稿をはじめ、世界中の研究者や愛好家から寄せられた500点以上の写真で構成した『毒ヘビ全書』など、専門性の高い図鑑・書籍も多数執筆。著書を手に、遠方から来院する人も少なくありません。

 「言葉を持たない動物を理解するには、五感を働かせて向き合う必要があります。その点では、人のほうが分かりやすいと感じることもあります。そうした経験を生かして患者さまを丁寧に観察すると、意外に多くの情報が得られるものですよ」

#chapter3

「手厚い医療には時間とお金がかかる」という考えにとらわれず、暮らしの満足度を高める未来を目指す

 勤務医時代から数多くの症例の臨床経験を持ち、知見を重ねてきた友永先生。「それでも一人の医師ができることには限りがある」と語り、地域の医療界だけでなく、社会全体で人々の暮らしの満足度を上げるための活動にも力を注いでいます。

 過去には、日本青年会議所で医療や健康に関わる啓発活動のほか、未来を担う青少年を育成する「グローバルユース国連大使」事業の運営にも参画。カンボジア研修では現地サポートとして渡航し、医療支援にも尽力してきました。

 「父の医院は、母がデザインを手掛けた宇宙ロケットをモチーフにした外観で、少し印象に残る造りです。長年にわたり、地域の皆さんの健康を支える存在として親しまれてきました。実業家の弟もWEBチャンネルの恋愛リアリティーショーで一時期話題になったことがあり、型にはまらない発想は、家族の影響かもしれませんね」

 「手厚い医療には時間とお金がかかる」という固定的な考え方を見直したい。そんな思いのもと、業務の効率化やシステム改善など、さまざまな可能性を探りながら、町のクリニックから地域医療、さらには未来の医療の在り方そのものを模索し続けています。

 「人々の健康と命を預かる医療従事者は、どれほど豊富な経験を積んでいても、生活者の一人としての視点を忘れてはならないと肝に銘じています。常に最新の医療知識と責任感を持ち、いただく報酬に見合った医療サービスを提供していきたいですね」

(取材年月:2026年1月)

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友永達也

「かかりつけ医」の視点で、現代人の医療の在り方を考えるプロ

友永達也プロ

医師

加古川ともながクリニック

手厚い医療を基盤に、現代人の生活サイクルに馴染む医療の在り方を追求。地域連携と、効率的で満足度の高い診療体制を構築。生き物研究者としての顔も持ち、幅広い視野と観察眼をクリニック運営に生かしています。

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