外反母趾施術のプロ加納芳郎｜マイベストプロ神戸

外反母趾施術のプロ

加納芳郎

曲がった足の親指を手技整体で真っ直ぐに

　「足が痛くて歩けない」「サポーターやインソールを使っても外反母趾が良くならない」、そうした足の不調に悩む人をサポートしているのが「神戸外反母趾専門センター　整体院サキュレ」代表の加納芳郎さん。4万3000人以上の施術実績を持ち、病院で「もう手術しかない」と言われるほどの外反母趾の痛みを緩和し、改善へと導いてきた外反母趾の専門家です。

　加納さんの外反母趾施術は、「いつから痛みが出て、今どんな時に痛むのか」などを、詳しくカウンセリングすることから始まります。そして、「どこがどの程度痛むのか」を、足を動かしながらきめ細かく検査。その後、約20分間施術を行います（初回はカウンセリング込みで約60分）。

　テーピングや器具を一切使わず、手技のみで外反母趾の根本原因にアプローチする加納さん。筋肉の深部に指で働きかけ、癒着した部分をほぐし、足の関節も一つ一つ整えます。「施術を重ねるごとに痛みが楽になり、足の形が整います」。また、股関節のねじれにより足が内側に歪み、親指に負担がかかって痛みが出る場合は、股関節のねじれをとる整体を施すこともあるとのこと。

「実は、外反母趾になる人の9割は女性です」。ヒールの高いパンプスが原因であるとされることが多いのですが、それはあくまでも間接的な要因にしかすぎないといいます。「外反母趾は、日本人女性に多い『内股』が原因であることが多いです。内股になると前傾姿勢になり、足に体重がかかる。ねじり歩きになるので、足先、特に親指側に負担がかかります。また、足の甲のアーチがつぶれ、膝も悪くなる。内股歩きが生活習慣となった日本人女性は、お尻のたるみや膝の変形に悩まされることも少なくありません」

　外反母趾の再発を予防するには、正しい歩き方や足の使い方などをマスターする必要があると注意を促します。「外反母趾になりにくい立ち方や歩き方、股関節の使い方、お尻の筋肉を鍛える方法など、オリジナルのセルフケアをお伝えして、再発防止に力を注いでいます」

外反母趾を矯正すると、腰や膝の痛みも和らぐ

　高校時代は、野球に打ち込んでいた加納さん。今治西高校のエースとして甲子園に出場。ベスト16入りを果たし、関西大学に進学しました。しかし、環境の変化で免疫力が著しく低下し、腰の痛みや首のだるさに苦しめられ、野球を続けることができなくなったと振り返ります。「病院や整体院を何軒も回りましたが、全く改善しません。ある時、知人に紹介してもらった整体院で施術を受けたところ、激しい痛みが嘘のように軽くなりました。喜びとともに、もっと早くこの施術を受けていれば、野球ができなかった長い時間を無駄にしなくて済んだのにという思いが湧き上がってきたのです」

　体の不調に悩む人を救いたいという思いが高まった加納さんは、大学卒業後、整骨院に就職。鍼灸師、柔道整復師の資格を取得し、さまざまな治療技術を研究・分析。また、全国の有名な治療家に師事し、独自の技術「血液循環整体」を創出しました。2014年に尼崎市武庫之荘で「整骨院サキュレ」を開院。外反母趾を矯正すると、来院者の腰痛や膝痛などの症状が和らぐことに気付き、外反母趾矯正に力を注ぐようになりました。

自分の足でしっかりと歩き、人生を楽しんでほしい

　今でも月2回以上学会に参加しつつ、自院で週1回勉強会を開催して技術力を磨いているという加納さん。医師や看護師がおしのびで通うほどの技術力を持つ外反母趾マイスターとして雑誌で紹介されることも少なくありません。

　同院には、「足の痛みが消えて、子どもを抱けるようになった」「10cmのピンヒールを履けるようになった」「もう行けないとあきらめていた旅行に行けるようになった」など、外反母趾の悩みから開放された来院者の喜びの声が多数寄せられています。また、他府県から電車を乗り継いで通う来院者も増えているとうれしそうに笑います。

　加納さんの願いは、足のトラブルに悩む人をなくすこと。そのため、他院の施術家にも外反母趾矯正の技術を惜しみなく伝えているそうです。「足は体の土台。だから、足が悪くなると、膝や腰、首などにも不調があらわれます」。足の健康を守ることで、健康寿命を伸ばしたいと意気込みます。

「高齢になっても自分の足でしっかりと歩くことができれば、いつまでも人生をアクティブに楽しめるのではないでしょうか。『長年、足の痛みに悩まされている』『病院から手術をすすめられた』という方はあきらめず、ぜひ当院にご相談ください」

（取材年月：2018年6月）

独自の手技整体とセルフケア法で外反母趾の痛みを緩和

曲がった足の親指を手技整体で真っ直ぐに

外反母趾を矯正すると、腰や膝の痛みも和らぐ

自分の足でしっかりと歩き、人生を楽しんでほしい

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