ハウスクリーニングのプロ
宮下信之
Mybestpro Interview
ハウスクリーニングのプロ
宮下信之
#chapter1
家の中をすっきりときれいにして、快適な毎日を送りたいけれど「ノウハウがわからない」「時間がない」と言う人は、プロに任せてみませんか?
ハウスクリーニング専門店「ダストスイーパー」では、キッチンや洗面所、トイレといった水まわりの掃除をはじめ、ガラスやフローリング磨きなどを行っています。
また、がんこな油汚れがミセスを苦しめるレンジフードや換気扇も、丁寧にクリーニングしてくれます。
「『新品の頃のような輝きを取り戻し……』、と言うのはおこがましいですが、元の美しい状態にリセットすることが私のテーマです」と話すのは宮下信之さん。この道20余年の実績の持ち主です。
「ご注文の大半を占めるのが、浴室とエアコンです。お風呂場ではカビを気にしている方がほとんどですが、水あかはどうでしょう? 色も白っぽくて濡れると目立たなくなるので、見過ごしていませんか? これはいわゆる『石けんカス』です。ソープ類と水道水に含まれるミネラル分が結合して、水に溶けにくい『金属石けん』に変化してこびりついているのです。地域によって水質が異なりますので、それぞれの用途に合わせて用いる洗剤の種類と濃度、温度、時間を見極めながら清掃していきます。これはクリーニング全般に共通していることです」と宮下さん。
固いタワシでこすり、刻み込まれた細かいキズに汚れが付着すると除去するのが困難に。無理をせず専門業者に依頼することが、設備を長持ちさせる秘訣だとか。
「私の目指すところは『ツル、ピカ、サラリ』。見た目だけでなく、手触りも良くなります。水の流れ方にも注目してください。水はじきが違いますよ」
#chapter2
問い合わせの多いエアコンクリーニングにも、宮下さんならではの技が発揮されています。
「エアコンは部屋の空気を作り出す、いわば住環境をつかさどる装置です。アレルギーやぜんそくに悩むご家族を持つみなさんは、とてもデリケートになっておられます。また夏型過敏性肺炎という病気もあって、湿度の高い夏に室内を舞うカビが原因のひとつと言われています。比較的、家で過ごす時間が長い主婦やお年寄りによく見られ、咳が出て止まらないといった症状があるようです。これらの問題を解決するための手段として、エアコンクリーニングがあげられます」
宮下さんは、『徹底洗浄』と『完全分解』コースを用意。洗剤も体に優しいものを選んでいます。
「機器の内部にある、見えない部分こそが最大のポイントです。ドレンパンという水受けや風を送りだすファンをはじめ、細部に至るまで読んで字のごとく『徹底洗浄』していきます。『完全分解』というネーミングも、分解レベルにとことんこだわっているので自信を持って付けました。当社では持ち帰るのではなく、備え付けたまま作業しますので当日からご使用いただけます。従来の方法よりも手間がかかるので時間を要しますが、仕上がりにきっと満足していただけると思います」
夏本番を迎える前の5月か6月、冷房の使用を控える9月~11月の秋口が手入れのタイミングだとか。
「臭いやカビに敏感に反応して体調を崩してしまうということで、毎年のようにご連絡くださるお客さまもいらっしゃいます。心地良い空間で、健やかに過ごしていただきたいですね」
#chapter3
20歳で清掃業に身を置いた宮下さん。ビルや商業施設の定期クリーニングや賃貸物件の現状回復クリーニング、新築マンションの引き渡し清掃などで経験を重ね、20代半ばで独立を果たします。
「強力な洗浄液を使用して、素材を傷めてしまう可能性があっても『とにかく汚れが目立たなくなればいい』というスタンスに疑問を持つようになり起業しました。結局、『何の汚れを落とそうとしているのか』を理解できていないと、適切な処置はできない。それに気づいてからは、同業者と情報交換をして一生懸命勉強しました。今ではネットワークが日本全国に広がり、お互いに切磋琢磨しています。これが私の強みかな」と宮下さん。
「当店の価格、もしかしたら、高くお感じになるかもしれません。でも、ごまかしたりうそをついたりせず正直な仕事をさせていただきます。『たかが掃除、されど掃除』。お客さまの喜ぶ笑顔を糧に上質なハウスクリーニングを提供して、その価値を広く知っていただくことが私の願いです。ニーズを増やしていくためにも、より一層知識を深め、スキルアップに努めていかなければ」と真摯(しんし)に話してくれました。
(2013年1月 現在)
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