生活空間・住まいのもんだい解決のプロ
髙井健吾
Mybestpro Interview
生活空間・住まいのもんだい解決のプロ
髙井健吾
#chapter1
「水道管が破裂した」「水漏れする」「給湯器が壊れた」「トイレが流れない」など突然起こる水回りのトラブル。「だいもん」は、そんな水回り全般の工事実績が豊富で、地元密着の業者ならではのスピーディーな対応を強みとしています。
「水回りのトラブルは緊急を要するだけに、本店(神崎郡福崎町)から車で片道1時間以内の地域を対応エリアとしています」と話す社長の髙井健吾さん。水漏れなどの住まいのトラブルには基本技術料金3000円(1時間)から、夜間や年末も電話1本で駆けつけ、下見や調査は無料です。
「すぐに修復ができなくても、お伺いするだけでお客さまの不安感は和らぎます。困った時に駆けつけ、お客さまに安心を提供できてこそのプロ。開業して4年目となりますが、地域の皆さまに認めてもらえるようになりました。『知り合いの納屋を見てほしい』『風呂場の水が止まらなくて困っている』など気軽に声をかけてもらえるのがうれしいですね」
髙井さんは、水回り工事以外にも、住まいのリフォーム、空間リノベーションなどに幅広く対応。住む人や生活環境や地域性、家族構成などあらゆる要因を考慮しながら顧客ととことん話し合い、設計図も何度も描き直すなど計画段階に相当の時間を費やすといいます。
「ただの浴室・キッチン入替リフォームなら、ハウスメーカーさんや大型工務店さんだけでなく、大手家電屋さんやインターネットなどでも対応する時代。でも、商品や手段が先行することで本来の目的がおろそかになり、施工・販売業者サイドが有利になりがちなことは問題だと思います」
本当に地域に必要とされるプロになるためには、顧客がリフォームやリノベーションをする目的や改善したいこと、こだわりをしっかりと聞くことが大切だと話します。
「弊社は、『物(商品)』より『コト』を提供し、お客様主導の空間形成を実現します。計画段階にしっかりと時間をかけたいので、リフォームの希望を早めにご相談していただきたいですね」
#chapter2
髙井さんは顧客の住まいを必ず自分の目で確認します。そして、さまざまな情報の中から顧客に最適と思われる商品・施工を長年の経験を基に選び出し提案します。「プロとは、専門的な事や物をわかりやすくする『通訳』のようなものだと思います」
住まいは本来、世代ごとに家を取り壊してまた別の家を建てるのではなく、メンテナンスしながら次世代へと受け渡すものだと強調する高井さん。自身も昭和40年代に工具屋だった古い建物をリノベーションし、本店オフィスとしてよみがえらせます。「天井の太い梁(はり)など古くても良いものは残しながら、使い勝手の良いオフィス空間を創りました」
また地元業者のネットワークづくりにも意欲的で、電気工事業者や大工、屋根業者、造園業者らと手を組み、地域の住まいのあらゆる困り事に対応。今後は、リフォーム後のアフターフォローにも力を入れたいといいます。
「収納アドバイザーの協力を得て、リフォーム後の収納をフォローする計画を温めています。さらに、このオフィスでフラワー教室を開催できたらと考えているところです。施工してそれでおしまいではなく、快適に住まうための情報提供も含め、お客さまの生活空間を末永くフォローし続けたいですね」
#chapter3
髙井さんは、日曜大工教室を開催する構想も練っています。「昔は、住まいのちょっとした修復は自分で行っていました。お客さま自身が修復すればコスト削減になりますし、住まいへの愛情も深くなります。将来的には、教室から新たに住宅関係の道を志す若い人が出てきてくれるとうれしいですね」
「住まいのメンテナンスを通じて、福崎町に人を集める手助けをしたいと考えています。地域に人が集まることで消費が生まれ、新しい仕事も生まれます。『住まいのお助けマン』として、地域を変えていく新しい力を生み出したいですね」と目を輝かせました。
(取材年月:2016年5月)
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髙井健吾プロ
管工事施工管理技士
だいもん
水回り修繕や住まいのメンテナンス依頼に迅速に対応。基本技術料金(1時間以内程度の軽作業)3,000円から。リフォームは時間をかけて話し合い、顧客の生活習慣や家族構成を踏まえて提案します。
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