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髙橋照夫プロのご紹介
樹木医だからこそできる造園技術を発揮(1/3)
造園工事は現場での技術と経験がものをいう
株式会社セキショー代表の髙橋照夫さんは樹木医(tree doctors)です。読んで字の如く樹のお医者さんです。あまり聞き慣れない言葉かも知れませんが、樹木医は天然記念物のような巨樹・名木・文化財樹木から街路樹や庭木などの身近な樹木まで、傷んだり病気になった樹木の診断と樹勢回復、落枝や倒木等による人的・物的被害の抑制、さらには樹病の予防や後継樹の保護育成などに携わる専門家です。
「造園会社で樹木医がいるのは全体の数パーセントでしょうか。その資格を発揮しているところは少ないようです。知識も重要ですが、何よりも造園工事は現場での技術と経験がものを言います」と髙橋さんは淡々とご自身の仕事について話してくれました。
「最近では、個人が庭を持つことが少なくなってきました。家を新築しても庭を造らない方が多いです。とは言っても、当社の業務内容は庭の管理がメインで、剪定・冬囲い・木の移植・石組、そして庭づくりなどです。お客さまも、個人から地方自治体へと移り変わってきました」と最近の会社の業務傾向などを説明してくれました。
「和風洋風問わず庭造りにつきものなのが木の新植・移植です。一本一本にさまざまな思い出や記念があってお客さまが大切にしている木です。その木を移植する時には必ず根を切らなければなりません。現場によってはその仕事はとても難しい対応を迫れられることがあります。私たち作業する者にとっては枯らすことができないという責任があります。木にとってはいきなり根を切られ、土を落とされ厳しい環境に置かれるという最悪の事態になるということです。そこで、リスクを出来るだけ減らし、新しいひげ根をなるべくたくさん出させ、一日でも早く元通りに回復させることが一番大事なことです。そのための努力を惜しまず、木を植えた後が一番大事だということを常に意識して庭造りに取り組んでいます」と、髙橋さんの話を聞いて、樹が生き物であることをあらためて感じました。
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