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家を建てる前にライフプランを。現実にも向き合いながらマイホーム取得を応援

不動産・保険・ドローンで住まいと暮らしを支えるプロ

古川龍太郎

古川龍太郎 ふるかわりゅうたろう
古川龍太郎 ふるかわりゅうたろう

#chapter1

新築物件やローンの選び方をアドバイス。購入後の借り換え相談やドローンによる住宅診断にも対応

 広島市で不動産業を営む「ライフデザインアルク」の代表・古川龍太郎さん。ハウスメーカー勤務時に培った住宅購入のノウハウ、生命保険会社で磨いたライフプランニングの知見、建物の状態を上空から確認するドローンを活用した調査の3本柱で事業を展開しています。

 不動産関連では、新築戸建ての販売や中古物件の売却仲介、土地の売買などに対応。戸建て購入者の多くは住宅ローンを組むため、将来にわたって無理なく返済を続けられる計画かを見極めることも、自身の重要な役割だといいます。

 「お客さまのマイホーム取得の夢を心から応援しています。だからこそ、お金の負担や起こり得るリスクまで踏み込んで提案しなければ、親身な相談相手にはなれないと考えています。目の前の契約が成立し、お客さまに喜んでいただけたとしても、それだけで満足せず、その先の暮らしまで見守りたいとライフプランニングにも注力しています。意見を交わしながら、理想の住まいについて一緒に考えましょう」

 ドローンは西日本豪雨を機に導入。被害に遭った住宅の補償手続きが進まない状況を目の当たりにし、現場の様子をいち早く保険会社に報告したいと考えたためです。現在は、外壁や屋根の劣化状況などを上空から確認し、補修の必要性や時期を検討する住宅診断にも活用。調査にかかる時間や負担の軽減につなげています。

 「近年は線状降水帯による大雨が各地で発生し、住居への被害も報告されています。地上からでは分かりにくい雨漏りなどの懸念点にも目を向け、備えてほしいですね」

#chapter2

住宅・自動車・保険業界を経て、幅広い選択肢で暮らしを支える代理店を設立

 古川さんは高校卒業後、プロミュージシャンを目指し、練習とアルバイト、ライブ活動に励む毎日を過ごしました。しかし狭き門に阻まれ、家庭の事情もあって断念します。

 「貯金は専門学校の学費に充て、二級建築士の国家資格取得を目指しました。入学後も働きながら勉強を続けましたが、家族を支えるために就職を選び、広島県内の住宅メーカーに営業職として入社しました。現場経験を積んだものの、体調を崩して設計課へ異動。やはりお客さまと直接関わる仕事がしたいと、自動車販売会社に転職しました」

 入社後、半年間で約60台を販売し、表彰も受けた古川さん。順調に実績を重ねる中、リコールが発生し、顧客対応の難しさにも直面しました。

 「そんな折、前職で着目していたライフプランニングの重要性を思い出し、外資系の保険会社に移りました。『顧客の夢や目標の実現を一緒に考える』という姿勢に共感したのです」

 転職して間もなく母親が他界。保険に携わりながら、母親に十分な保障を用意できなかったと振り返ります。この経験から「保険は、私のような思いをする人を減らすためにもある」と、その重要性を改めて認識し、より幅広い選択肢から相談者に合うプランを案内するべく独立。2017年に、複数社の商品を扱う「ライフデザインアルク」を設立しました。

 「『アルク』は、Architect(建築)のA、Life(生命・生活・人生)のL、Career(経歴・経験)のCをつないだ名称です。『日々歩く』という意味も重ね、独立時の初心を忘れず歩み続けようという思いを込めています」

#chapter3

顧客とのつながりを大切に、ドローンと同業者との連携で広島の活性化を目指す

 経営者になった今、古川さんが大切にしているのは、仕事を通じた人とのつながりです。勤務した住宅メーカー時代の顧客とも交流が続いており、住まいの引き渡し後も、暮らしに寄り添えていることを誇りに感じています。

 「近年は金利の動きを受け、住宅ローンの借り換えについて相談を受ける機会も増えました。久しぶりにご連絡をいただき、現在の生活や将来について伺う中で、保険の見直しやリフォームにまで相談が広がることもあります。不動産、保険、建物調査の知見を生かして幅広く対応できる点を喜んでいただいています。ご要望いただければ広島県内はもちろん、県外でも活動しています」

 趣味の一つのRCカー。趣味で培った操作の経験が、現在ドローンを使った建物調査や地域への貢献につながっていることについては、「ほんとうに偶然です」と語ります。新しい技術を不動産の分野に取り入れ、住宅の利活用を通じて地元を盛り上げることにも意欲を見せます。

 「総務省の『住民基本台帳人口移動報告 2025年結果』によると、広島県は国内移動における転出超過数が5年連続で全国最多となりました。その解消に向け、住宅の利活用を通じて地域に貢献したいと考えています。例えば、同業の方々にも中古住宅の査定で当社のドローンを活用していただき、それぞれの専門性を生かしながら連携できればと思います。使われていなかった住宅に新たな人が暮らし、人と人とのつながりが生まれることで、地域がより活気づけばうれしいですね」

(取材年月:2026年9月)

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古川龍太郎

不動産・保険・ドローンで住まいと暮らしを支えるプロ

古川龍太郎プロ

宅地建物取引士

株式会社ライフデザインアルク

不動産会社と保険代理店の機能を併せ持ち、ドローンも活用。マイホーム選びや将来に向けた資金計画、建物診断、リフォームなどの相談に応じ、住まいとライフプランを総合的に捉えた提案を行います。

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