住宅の坪単価とは?
建物以外でかかる費用を確認する。
建物本体工事以外でかかる費用にはどんなものがあるでしょうか?
一般的に知られている項目をあげてみましょう。
税金などの諸費用、保証料、登記関係費用、火災保険等、
地盤改良工事費、特殊基礎工事費、屋外給排水工事費
敷地造成工事費、浄化槽工事費、都市ガス工事費
外構工事費(造園、門扉、塀、ガレージ、植栽等)・・・・
坪単価だけに気をとられて家造りをしていくと、これらの費用に気がつかずに、話だけが進んでいきます。これらの費用には、定価がないものの方が多いのです。かなり建築のことを知っている方でなければ、目安になる費用どころか、存在さえも知らないかも知れません。
最悪のパターンは、次のようなものです。
1.チラシで安い坪単価の広告に目が行く。
2.坪単価に含まれるものを確認せずに資金計画をする。
3.希望の間取りを完成させる
4.いざ、見積もりを見てみる
最後に、「えーそんなにかかるの~」気がつくとあなたが頭の中でしていた当初の資金計画より、はるかに高い家が出来上がっている。
予算を上げられる方は、なんの問題もありません。しかし、予算を上げることが困難な方は、また一から打ち合わせをしなければなりません。
総額を常に意識して欲しいのには、もう一つ理由があります。それは、家造りをしていると金銭感覚が麻痺してくると言うことです。
「金銭感覚が麻痺してきますよ。」普通こんなことは住宅会社の人は、言ってくれません。
金銭感覚が麻痺するとどうなるか?
「ここまでやってくれるんだから・・・」
「せっかくだから、がんばるか~」
「それくらいの費用は何とかなるだろー」
と言うことになります。
普段、おかずや醤油などを少しでも安く買うように努力したり、必要のないものを買わないと固く心に決めている、しっかり者の奥様でさえ、家造りのときは200万、300万は仕方ないか~となるのです。感覚が麻痺していたのに気がつくのは、ローンの返済が始まる頃なんですね。そのときは、もう後の祭り。・・・・・



