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満室にこだわる賃貸管理で、アパート・マンションオーナーをサポート

空き室対策に強いアパート・マンション管理のプロ

後藤光宏

後藤光宏 ごとうみつひろ
後藤光宏 ごとうみつひろ

#chapter1

早期成約につなげる100の施策と、賃貸仲介業との連携で、空き室対策を徹底

 マンションやアパートの賃貸経営で欠かせないのが「空き室対策」。「オーナーさま以上に満室にこだわり、早期に入居者を決めるノウハウがあります」。こう話すのは、地域密着で賃貸仲介や賃貸管理を展開する「ユージーハウス」代表の後藤光宏さん。不動産オーナーに向け、一般管理のほか、グループ全体でサブリース、リフォームバック借上の3タイプの管理システムを用意しています。

 後藤さんは、独自に「満室にするための行動100項目」を設けています。中でも重点を置くのが、写真撮影やモデルルームの設置です。
 「まずは、『中を見てみたい』と思ってもらうことが重要なので、各賃貸サイトに掲出する写真の質を高めます。明るさや、広く見えるような角度など、物件の魅力が伝わるように工夫して撮影。また、空き室に実際の家具やインテリアを配置してモデルルームをつくると、暮らしのイメージがわき、内覧での成約率が上がります」

 対象エリアは、賃貸仲介のホームメイトFC店を展開する関市、岐阜市、各務原市の3市と隣接市町村に限定。仲介部門と連携して入居者募集を行う点も強みです。
 「周辺相場や入居者ニーズなど、地域ごとの事情を熟知したスタッフが、管理物件の客付けを意識して行動します。また、オーナーさまのメリットを第一に、1社のみの専任募集にはこだわらず、他社にも窓口を広げているのも特長です」

 現在、管理物件は約2500戸に上り、1年以上空き室が埋まらなかった物件でも、概ね3カ月以内に入居が決まった例が多数あります。オーナーからも「もっと早くお願いしておけばよかった」と評価を得ているそうです。

#chapter2

オーナーの負担ゼロでリフォーム・リノベーションを行う「リフォームバック借上」も

 後藤さんは、2023年から新たに「リフォームバック借上」のサービスを始めました。1室単位で、空き室のリフォーム・リノベーション費用をグループ企業が100%負担。改修後に借り上げ、建物全体の管理を引き受けます。
 「〝資金がない〟〝リフォームをしても入居が決まらない〟などの理由から、修繕できずに長年空き室のままという悩みを多く聞き、オーナーさまの負担を軽減し、入居を決めるリフォームを実現する選択肢として開発しました。3~5年で解約可能なので、実は当社の方にリスクのある内容です」と後藤さん。

 リフォーム・リノベーションのプランにも、賃貸仲介業のノウハウを生かします。
 「物件の周辺環境も含め、仲介で蓄積した地域のさまざまな分析のもと、入居者ニーズをとらえた内容を提案します。例えば、一人暮らしの女性などターゲットに合わせた間取りや設備を取り入れ、入居率を高めます」

 物件調査から施工まで1室ごとに対応するため、戸数は限定しているそう。
 「築年数や管理状況によってはお断りする場合もあります。重視しているのは、オーナーさまの物件をよくしたいという思いです。丸投げではなく、大切な資産を一緒に管理するというスタンスを大事にしています」

 物件を保有し続けるか売却かで悩み、相談に訪れるオーナーも多いとか。
 「売却を考えておられたオーナーさまが、私どもの管理で、『持ち続けている方が得だ』『手間もかからずうまく回るなら、息子にも引き継げる』などと喜ばれることが何よりもうれしいですね」と話します。

後藤光宏 ごとうみつひろ

#chapter3

賃貸仲介の「成約メリット10」など、創業から顧客目線のサービスを追求

 大学卒業後、不動産業界一筋で20年以上のキャリアを積んできた後藤さん。アパート経営のサブリース業務を約3年経験した後、賃貸仲介業に従事しました。
 「サブリースでは、オーナーと入居者をつなぐ役割に魅力を感じました。横浜や名古屋などにも赴任し、入居者募集の方法など、地方との慣習の違いを感じたことは大きかったですね。地元の業界を変えたいと思い、起業を決意しました」

 2010年に、出身地の関市で「ユージーハウス」を設立し、仲介業「ホームメイトFC関店」を開店。賃貸・売買仲介から、管理やグループ会社での社宅代行など事業領域を広げ、2025年1月にホームメイトFC岐阜駅前店内にも管理事業部を開設予定です。

 あわせて、独自サービスにも積極的に取り組んできました。創業当初から賃貸仲介で行っている「成約メリット10」もその一つです。
 「選べる家電のプレゼントなど、10の成約特典を付けています。きっかけは、お客さまから『この店で決めたらお得はあるの?』と聞かれたことでした。他社がまだやっていないようなサービスで、お客さまに喜んでもらいたいという思いは強いですね」

 賃貸管理のことで悩んでいても、なかなか相談しにくいものです。
 「私どもは気軽に相談できる関係づくりを心掛けています。まずは困っていることをお聞かせください。管理会社の切り替えが前提ではなく、よりよい選択肢を知ってほしいですね」と力を込めます。

(取材年月:2024年11月)

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専門家プロフィール

後藤光宏

空き室対策に強いアパート・マンション管理のプロ

後藤光宏プロ

不動産業

ユージーハウス株式会社

賃貸管理の空き室対策に注力し、物件写真やモデルルーム設置など100の施策や、仲介部門と連携した入居者募集により、成約率を高めます。オーナーの費用負担なく、空き室の修繕を行う「リフォームバック借上」も。

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