知っておくべき 新型コロナウイルスの陽性反応後の対処法
新型コロナウイルスに関する一般的な情報
中国国家衛生健康委員会が新型コロナウイルスに関する
新たなガイドラインを発表しこれまでに主な感染ルートとして挙げていた
飛沫感染と濃厚接触による感染に加えて、
「エアロゾル」感染が起きる可能性があると指摘しました。
■潜伏期間 1日~14日間
■感染と発症 SARSとは違い潜伏期間中でも感染します。
■感染力 SARSと比較して感染力が強いといわれています。
■毒性 SARSと比較し弱いといわれています。
■感染ルート 飛沫感染といわれていますが、中国の医療従事者やウイルス専門家が
感染したことから、空気感染の可能性もあるとの指摘が専門家から指摘されています。
オゾン燻蒸による空間に対する3D処理
有効的な除染方法と注意事項
除染方法の比較
*1:ドアノブ、テーブル、スイッチといった手の届く表面
*2 : 天井、壁、ベッドの下、家具等の上面、エアコンダクト内、隙間等の手の届かない場所
*2: 空間全体、浮遊物を含む。3D
注意事項
・新型コロナウイルスの特性を考慮すると付着面=2Dの処理では限定的。
・手の届かない表面・箇所及び空間=3Dの処理が必要です。
・オゾン燻蒸で効果を得るためには、オゾン生成の高い機器でなければウイルスの不活性化を
することができない=CT値(オゾン濃度×燻蒸時間)
ウイルスの不活化 CT値について
コロナウイルスの検体は当然ながらバイオハザードの観点から入手できません。
よって、コロナウイルスに特性が似ているといわれているインフルエンザウイルスを
使用した実験のデータをベースに試算しています。
不活化データ:CT値=12
条件:対象空間の容積(㎥)を20㎡×2.5m(高さ)とする 湿度:60%
※オゾン濃度(理論値)計算式(ppm/分)=オゾン生成量(mg/h)÷容積(㎥)÷2.14÷60
※実際の対象空間は汚れや臭気物質がある為、上記の時間をベースに調整願います。
※オゾンの自然分解について
オゾンの特性の一つとして時間の経過とともに自然分解する特性がある為、長い時間かけて濃度を上げようとしても現実的には未達となりますのでスペックの小さい機器ではCT値をクリアすることは不可能です。
推奨オゾン燻蒸機:Panther-J,Tiger
除染後の対応
除染した空間は空間フローラが崩れた状態(善玉菌と悪玉菌ともに減少した状態)になります。
この状態は病原菌、雑菌、ウイルスの侵入と繁殖が容易になる環境でとてもリスクの高い状態です。
そこで、善玉菌を供給し善玉菌優位の空間フローラを形成する必要があります。
除染後の乱れた空間フローラを整えることで除染の効果を維持し病気になりにくい空間が維持され
予防効果にもつながります。
推奨品*空気浄化剤+消臭剤=グランバイオ“エア”
推奨処理方法
≪ポイント≫
2D(物体の表面、面、付着面)から
3D(空間全体、浮遊物)処理
除染後のリスクヘッジとしての善玉菌優位の空間フローラ形成(予防)
①薬剤による噴霧、拭き上げ(次亜塩素もしくはアルコール)
②オゾン燻蒸(時間は対象空間、オゾン生成力を考慮して設定)
③換気もしくはオゾンの自然分解を待つ
④空気浄化剤+消臭剤=グランバイオ“エア”噴霧(約10cc/25㎡)
通常の消毒作業×バイオ×オゾン燻蒸のハイブリット除菌法
コロナウイルスの除染方法については
厚生労働省が推奨するエタノールや次亜塩素酸による拭き上げ消毒を主とし
オゾン燻蒸で空間や拭き上げが難しい箇所をカバー。
除菌後の不安定な空間フローラをプロバイオティクス(善玉菌)を散布することで
善玉菌優位の空間フローラを形成することで
ウイルスが入り込む隙を与えない環境を作り出せると考えております。