一番大切なもの

こんにちわ。久しぶりの投稿になりました。
皆さん、お元気にお過ごしでしょうか？

今回は、「一番大切なもの」について。
皆さんの一番大切なものは、何でしょうか？　
「命」「家族」「友達」「恋人」「お金」「仕事」「推し」等々、人それぞれだと思います。
私にとっての一番大切なものは、「健康」です。
このことに気がついたのは、まだそう遠くはない日のことです。最初の小さなきっかけは、人生で初めて入院した時のこと。当時は、SE（システムエンジニア）として、理不尽、且つ、無意味な忙しさの中、「入院でもすれば、休めるな~」とか、「入院したら、可愛い看護師さんと仲良くなれるかな~」などと考えていました。すると、天罰か？ご褒美か？　本当に入院することに。と言っても重病でも大けがでもなく、単なる副鼻腔炎の手術。入院も3日間とのことで、少しがっかりした記憶があります。
手術や3日間の入院生活の詳細は置いとくとして、この3日間を含む1週間は、普通に生活することにも支障があり、正しく、天罰！を受けた気分でした。
しかし、人間は本当に馬鹿な生き物。（私だけかな？）
そのときの苦しさや辛さはすぐに忘れ、健康とはほど遠い、食生活、運動はゴルフのみ、飲めないお酒の場に付き合い、会社ではストレス満載の日々。そんな生活が祟ったのかは分かりませんが、ついに、人生最大のピンチが・・。
2018年、東京への転勤。
その職場環境が最悪。独裁政権には慣れていましたが、せっかく、独裁政権から距離を置けたという安心感から、ここも同じという絶望感へ。加えて、仕事がない、周囲の人達は、ひたすら我慢することを受け入れている。そんな環境に数ヶ月もいると、身体に違和感が・・・。眩暈、（多少の）不眠。ストレスからの暴食など。自分でも何かがおかしいと感じ始め、心療内科を受診。すると、「自律神経失調症、うつ病の手前の状態」との診断。実感はありませんでしたが、普通ではないことを認識しながらも、勤務を続けていましたが、やはり、無理。それで、休職を選択。
正にこのときに、「健康（心身ともに）」って、大事なんだと気づかされました。
その時から、健康への意識が高まり、学び心に火がついて、フィットネストレーナー、メンタルヘルスカウンセラー、タイ古式マッサージ、解剖学・栄養学・食事学・・・、キャリアコンサルタント、ファスティングなどなど。
心身の健康に関わる多くの事を学び、資格を取得してきました。
お陰様で、休職することで、自分の体調はすっかり回復。どころか、色々学び、生活習慣を変えたことで、完全な健康体になることができました。
この学びを皆様にもお伝えしたく、皆様の健康のお手伝いをしたく、今年の9月から起業して、活動しています。

たまに、健康が一番大事と言うけれど、命がなければ健康もないので、命の方が大事と言われる方もいます。もちろん、その考え方もあると思います。”生きている”ことは、それだけで素晴らしいことだとも思います。
しかし、極端な話し、「植物状態」や「重度認知症」などの方は、命はありますが、健康ではありません。少なくとも私個人は、健康でなければ（自分自身の意思や自分自身だけで何かができない状態でない）、命があってもうれしくありません。そういう意味で、私にとって一番大事なものは、「健康」と考えています。

次回は、不健康の大きな原因の一つである、ストレスについて書きたいと思います。