何にお金をかけたい? 年末に“家計の使い方”を見直す方法
この季節はクリスマス、お正月と“楽しみごと”が続きますよね。
料理をつくったり、人を迎えたり、家族とゆっくり過ごしたり——どれもキッチンが中心になります。
こんにちは
住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。
キッチンは、家の中でも「行動と気持ち」が一番リンクしやすい場所。
だからこそ、“整えるほど楽しみが増える空間” でもあります。
今回は、年末年始だけでなく、これからの季節にも活かせる
“整うキッチン” のつくり方 をお話しします。
キッチンは “楽しむ前の準備” のステージ
イベントの前、どうしても片づけや掃除に気を取られがちですが、
実はキッチンの整えは “楽しみの前の準備” でもあります。
- 料理を気持ちよく始められる
- 家族の食卓がスムーズになる
- 自分のペースで段取りができる
整っていると、作業がラクになるだけでなく、
「よし、やってみよう」という気持ちのスイッチも入りやすくなります。
年末年始に限らず、季節のイベントや日常のちょっとした“楽しみごと”の前にも、
キッチンを軽く整える習慣はとても役に立ちます。
調味料・食材の“賞味リセット”で気持ちが整う
キッチンで一番見直しやすいのが 調味料や乾物、ストック食材 の賞味期限。
「使い切れなかった…」とモヤモヤしやすい部分ですが、
これは“年末の在庫整理”としてとても効果的です。
【見るポイント】
- 調味料の賞味期限
- 乾物や缶詰のストック
- お菓子・飲み物の “買ったまま” ゾーン
- 冷凍庫の奥の忘れもの
これらを一度 “全部出す” と、
キッチンの空気が一気に軽くなり、気持ちのリセットにもつながります。
そして、“使い切る料理” や “来年は買いすぎない” といった
自分に合った食のペースが見えてきます。
器・カトラリーは “好き” を優先して揃える
年末年始はおもてなしも多い時期。
お正月用の華やかな器や、お気に入りのカトラリーを使う場面も増えますよね。
でも、これは「特別な日だけ」のことではありません。
普段から好きな器が手に取りやすい位置にあるだけで、
毎日の食卓がちょっと豊かに、気分よく過ごせます。
【見直しポイント】
- よく使う器は取り出しやすい位置へ
- 使っていない器は一度 “お休みボックス” へ
- お気に入りのお皿は “見える場所” へ
器の見直しは、“今の自分の好み” を知る作業でもあります。
それがキッチンの心地よさに直結します。
「おせちを作るか?」も“ 自分基準” で決めていい
最近は、おせちをつくる人が減り、
「買う/つくる/つくらない」を柔軟に選ぶ人が増えています。
これはとても良い流れで、
“自分の暮らしに合った食の整え方を選ぶ” ことが何より大切です。
- 全部手づくりしたい人
- 一部だけつくって後は買う人
- 作らずに、家族で好きなものを楽しむ人
どれも正解。
大切なのは、“自分と家族が心地よい選択” をすることです。
まとめ
キッチンは、料理だけの場所ではなく、
暮らしの「楽しみ」と「心地よさ」をつくるステージ でもあります。
調味料・器・食材のちょっとした見直しだけで、
年末年始だけでなく、これからの食の時間がぐっと整います。
「片づけは楽しみ前の準備」
そんな視点で、今の自分に合った “整うキッチン” をつくっていきましょう。
私がサポートします
「キッチンがごちゃつく」「料理が億劫になりやすい…」
そんな時は、動線・収納・食のペースを踏まえて、
“あなたに合ったキッチンの整え方” を一緒に見つけます。
簡単な見直しだけでも、料理のしやすさが大きく変わりますよ。



