夏の“備え”は、涼しく実用的に──防災グッズ&リュックの見直し5ポイント
一年の締めくくりが近づくと、家の中の“在庫”も気になり始めますよね。
食品や日用品のストックを見直すタイミングとして、年末はとても最適な時期です。
そしてこの「在庫整理」と相性がいいのが、防災グッズや非常食、水の備蓄の見直しです。
こんにちは
住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。
今日は、備える=安心して暮らすための整えという視点から、防災用品を見直すタイミングについてお話しします。
年末の「在庫整理」とセットで見直す
年末は、食品や洗剤、日用品の買い替えや補充をする時期。
この流れの中で、非常食・水・電池などの「備え」も一緒にチェックすると、とても効率的です。
- 賞味期限が切れそうな非常食はないか
- 飲料水の予備は家族の人数分あるか
- 電池のサイズ違いが足りているか
- 懐中電灯やランタンはすぐ使える状態か
こうした小さな点検は、いざという時の安心感につながります。
特に水や非常食は、見えない場所にしまい込みやすいので、年末だけでもしっかり確認しておきたいところです。
防災用品は「置いてあるだけ」では備えにならない
備蓄していても、場所を忘れてしまったり、いざという時にすぐ取り出せない状態になっているケースがとても多いんです。
- 玄関収納の奥で行方不明
- 棚の一番下で取り出しづらい
- 家族がどこにあるか知らない
そこでおすすめなのが、
「家族全員が知っている場所」に置くことと「取り出しやすい高さに置くこと」。
備蓄品は “持っている” より “使える” 状態が大事。
ほんの少しの配置の見直しだけで、防災力がぐっと高まります。
「ローリングストック」を暮らしの中に組み込む
非常食を“特別なもの”として保存すると、気づけば賞味期限切れになりがち。
そこで便利なのが ローリングストック という考え方です。
- 普段使う食品を少し多めに買う
- 在庫から順に使い、使った分だけ買い足す
- 非常時にも“いつもの味”で安心できる
年末の買い替え習慣と相性が良く、
「新しいものを買うついでに入れ替える」だけで備えが続きます。
また、電池や乾物も同じ仕組みで回すと、備蓄がぐっとラクになりますよ。
防災の整えは「安心の可視化」
備えることは、不安に備えるというより、
安心して暮らすための整えだと私は考えています。
- もしもの時に困らない
- 家族の安心が増える
- 暮らしの基盤が安定する
年末は、今年の暮らしを振り返りながら、翌年の安心をつくる絶好のタイミング。
在庫整理と一緒に、防災用品のチェックをぜひ習慣にしてみてください。
まとめ
「備え」は、年に一度まとめて見直せば十分。
年末の在庫整理と組み合わせるだけで、無理なく続けられます。
非常食・水・電池を整えることは、“来年の安心”をつくるための小さな投資。
手軽にできるところから始めてみてくださいね。
私がサポートします
「どこに何を置けばいいか分からない」「備蓄がうまく回らない」
そんなときは、暮らし全体を見ながら、防災用品の配置やストック管理までサポートします。
“備えることで安心して暮らす” ための仕組みづくりを、一緒に整えていきましょう。



