予定に追われない12月へ!書き出す・減らす・整えるの3ステップ
12月が近づくと、なんとなく気持ちがそわそわし始めますよね。
やらなきゃいけないことが急に増えたような気がする。
でもその正体は、“やることの量”ではなく、「見えていない状態」にあることがほとんどです。
こんにちは
住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。
今日は、“今年のうちにやっておきたいことを見える化する”ための方法をご紹介します。
① まずは“全部出す”ことから
家の片づけと同じで、気持ちのモヤモヤを軽くするには、まず“全部出す”のが一番の近道。
今年中にやりたいこと・気になっていること・後回しにしてきたことを、紙やスマホにすべて書き出してみましょう。
ポイントは「大きなこと」と「小さなこと」を区別しないこと。
・部屋の整え
・書類の仕分け
・あの人へのお礼
・手続き
・買うつもりで忘れていた物
など、思いついた順でOKです。
書き出してみると、「これ、今年じゃなくていいな」「5分で終わるのに放置してたな」など、気づきが必ず出てきます。
見えないままにしているから“やり残し感”が膨らむんですね。
② 「家」「暮らし」「気持ち」でゆるく分類する
全部出せたら、それを3つに分けていきます。
この3分類は、50代以降の生活リズムにもとてもフィットします。
●家のこと(掃除・片づけ)
●暮らしのこと(手続き・準備・買い替え)
●気持ちのこと(連絡・お礼・人間関係の棚卸し)
わざわざ細かく項目を作らなくても、まずはざっくりで大丈夫。
「どのジャンルが溜まりやすいのか」がわかると、取りかかりやすさが一気に上がります。
分類するだけで、頭の中がすっきり整い始めますよ。
③ “今年中にやるべき”は実は少ない
書き出したものを見てみると、「全部は今年じゃなくてもいい」ということに気づくはずです。
では、本当に“今年中”にやるべきはどれか?
判断基準は3つだけ。
(1) 期限があるもの
支払い、各種手続き、医療費の整理など。
(2) 人に関わるもの
お礼の連絡、年始の挨拶準備、人に迷惑がかかること。
(3) 先送りすると気分が重くなるもの
レシートの山、玄関の出しっぱなし、冷蔵庫の“謎の何か”。
この3つに当てはまるものを優先し、それ以外は「来年にまわす」も大いにアリです。
すべて完璧にする必要はありません。
④ すぐできる“ミニチェックリスト”
ここからは、さっと取りかかれる“見える化リスト”をご紹介します。
全部やる必要はなく、気になっている上位3つだけで十分。
家(掃除・片づけ)
- 冷蔵庫の中をリセット
- 靴箱のにおい・湿気チェック
- カーテンの洗濯/窓の簡単な拭き掃除
- 洗面所・排水口を軽く掃除
- レシート・書類を10分だけ仕分け
暮らし(手続き・準備など)
- 医療費のまとめ
- 年賀状・年始挨拶の準備
- 必要な買い替えリストを作る
- お財布・ポイントカードを整理
気持ち(人・ことの整理)
- お礼を伝えたい人をリストに
- 心に引っかかっていたLINEを返信
- 「今年やめたいこと」をひとつ書く
小さなことほど、終わらせると気持ちのスッキリ度が高いです。
まとめ
“今年のうちにやっておきたいこと”は、見える化するだけで、半分は整ったも同然です。
書き出す → 分ける → 選ぶ
この3ステップで、焦らない12月が自然と手に入ります。
やり残し感ではなく、軽やかな気持ちで新年を迎えるためにも、小さく始めてみてくださいね。
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