“今年のうちにやっておきたいこと”を見える化|やること整理の3ステップ
12月が近づくと、予定も気持ちも一気に加速していきますよね。
やらなきゃいけないことが急に増えたような気がして、気持ちの余裕がなくなる・・・
実はこの“そわそわ感”、
予定の多さよりも「整理されていない状態」が原因で生まれることが多いのです。
こんにちは
住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。
忘年会、仕事の締め、家の用事、家族の予定——
気づくと「年末は忙しいもの」と思い込んで、毎年同じようにバタバタしてしまいがち。
そこで今回は、“予定に追われない、静かな12月をつくる方法”についてお話しします。
まずは“全部出す”
12月を静かに過ごすための第一歩は、頭の中に散らばっている予定を“全部出す”こと。
これはモノの片づけとまったく同じで、見えないままだと、必要以上に重く感じてしまいます。
予定、タスク、人との約束、なんとなく気になっていること、買わなきゃいけないもの……
全部スマホや紙に書き出してみると、「思っていたより少ない」「これ急ぎじゃない」といった発見が必ずあります。
頭の中に置いておくから大きな問題に感じるだけ。
一度外に出すだけで、気持ちがすっと軽くなります。
“減らす”視点で12月をデザイン
12月は“足す月”ではなく、“引く月”。
ここを意識すると、予定に追われにくくなります。
書き出したリストを見て、「今年じゃなくてもいいこと」「そこまで乗り気でないこと」を、思い切って来年へまわしてOK。
予定もモノの片づけと同じで、「使っていないもの」を手放すと空間が生まれます。
さらに、“やらないリスト”を作るのもおすすめです。
- なんとなく続けている習慣
- 頼まれごとの“ついで”
- 気が進まない誘い
これらを1つ手放すだけで、12月の空気が少し静かになります。
週ごとに区切ると余白が生まれる
ひと月を一気に管理しようとすると、焦りが出やすいもの。
そこで、週ごと”に12月を区切る方法がとても効果的です。
たとえば
- 第1週:予定の棚卸し・手帳の準備
- 第2週:買い物・贈り物などをまとめる週
- 第3週:家のゆるい整え(大掃除ではなく、リセット程度)
- 第4週:気持ちと暮らしの締めくくり
このスタイルは、時間の使い方を「選ぶ」感覚が身につきます。
結果として、予定に振り回されず、自分のペースで進めるようになります。
情報と気持ちの“軽いリセット”
静かな12月をつくるには、物や空間だけでなく、“情報”と“気持ち”の整理も欠かせません。
通知が多すぎると、せっかくの余白時間が削られてしまうからです。
- スマホの通知を一部オフにする
- 要らないアプリを削除する
- メールの受信箱を一度リセットする
これだけで頭の中が驚くほど軽くなり、心に静けさが戻ってきます。
“気持ちの棚卸し”として、夜に3行だけメモを書くのもおすすめ。
「今日できたこと」「やめると決めたこと」など、小さく区切って書くことで、気持ちが整っていきます。
堅苦しい「思考の整理」ではなく、ちょっとした気持ちのリセットと考えてみてください。
まとめ
予定に追われる12月から、自分のペースで過ごす12月へ。
それをつくるのは、完璧な計画ではなく、「全部出す→減らす→整える」という、シンプルな3ステップです。
物・空間・情報・気持ち。
どれも“必要なものだけ”にしていくことで、静かで満たされた12月が見えてきますよ。
私がサポートします
「予定や家事が頭の中で散らかっている」「どこから整えたらいいかわからない…」
そんなときは、私が一緒に整理のステップをお手伝いします。
家の片づけはもちろん、時間や暮らしの整え方まで、あなたの今に合わせて寄り添っていきます。



