“先まわり掃除”で外まわりを整える！追われる年末から迎える年末へ【窓・玄関編】

テーマ：掃除

気づけば、今年もあと少し。
そろそろ大掃除のことが頭をよぎるけれど、寒くなってからの外まわり掃除はなかなか気が重いもの。
窓や玄関は「あとでいいか」とつい後回しにしがちな場所ですが、
実はこの秋こそが、いちばん動きやすく、きれいを実感できる季節なんです。

こんにちは
住まいと暮らしのコンサルタント川崎育代です。

秋晴れの日は“窓掃除日和”

窓ガラスの汚れは、思っている以上に室内の印象を左右します。
ホコリや水滴の跡がついたままだと、部屋の明るさが半分くらいに感じられることも。
今のうちに窓・サッシ・網戸を整えておくと、
家の中に秋の光がすっと入り、空気まで澄んだように感じます。

先日、窓のお掃除を依頼されたお客様のところで、
南面の窓をきれいにしただけで、室内がぐっと明るくなりました。
「いつもカーテンを引いていたから、汚れに気づかなかったけれど、
こんなに曇っていたなんて！」と驚かれ、
「部屋の中が明るくなると気持ちまで晴れるね」と、とても喜ばれていました。

掃除をしたあと、「せっかくだからカーテンも替えようかしら」と笑顔に。
窓をきれいにした分、外からの見え方も変わるので、
透けにくいミラーレースカーテンや遮像レースカーテンなどを選ぶと安心です。
“掃除の先に、心地よい暮らしが待っている”という実感が、
この時期ならではのご褒美かもしれません。

玄関まわりも“迎える準備”として

玄関は家の「顔」。
外からのホコリや砂、落ち葉がたまりやすく、気づくとくすんだ印象になりがちです。
とはいえ、寒い時期の水仕事はつらいもの。
今のうちに、ドアやポーチ灯、ポストなどを軽く拭いておくだけでも、
ぐっと印象が明るくなります。

特におすすめは、ドアノブとたたきの拭き掃除。
手に触れる場所が清潔だと、家全体が整って感じられます。
晴れた日に外の空気を感じながら、
「もうすぐ新しい年を迎えるんだな」と思える時間も心地いいものです。

ほんの少しで、家も気持ちも整う

窓や玄関などの“外まわり”は、面積が広く感じておっくうになりがち。
でも、すべてを完璧にする必要はありません。
「今日は窓1枚だけ」「玄関だけ」と、できるところから始めてみましょう。
秋の光の中で少し体を動かすだけで、家の空気も気持ちもリセットされます。

掃除は、ただ汚れを落とす作業ではなく、
暮らしを見つめ直すきっかけにもなります。
きれいになった窓から差し込む光に、心まで明るくなるような季節。
「迎える準備」として、今のうちに小さく動いてみませんか？