湯気の中でリセットを──秋の夜は“整う時間”

川崎育代

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テーマ:季節での暮らし整え方

暑さが和らいでくると、自然とお湯に浸かりたくなります。

夏の間はシャワーでさっと済ませていた人も、秋風が心地よくなってくる頃には、湯気の立つお風呂にゆっくり入りたくなるもの。

冷房で冷えた体を温め、知らず知らずのうちに溜まっていた疲れをほどいてくれる――そんな「整える時間」が、今の季節にはぴったりです。



こんにちは
住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。

入浴は、汚れを落とすだけの行為ではありません。

体の疲れを癒やすとともに、気持ちをリセットし、明日へのエネルギーをチャージするための“セルフメンテナンス”です。

ぬるめ(38〜40度)のお湯に10〜15分ほどゆっくり浸かることで副交感神経が優位になり、呼吸も深く、眠りの質もぐっと良くなります。

特別なことをしなくても、ただ「お風呂に浸かる」という習慣そのものが、心と体をじんわり整えてくれるのです。


湯船の中は「思考の整理時間」

お湯に身を預けていると、日中のあれこれがふっと遠ざかっていきます。

頭の中でぐるぐるしていたことも、湯気に包まれるうちに「まあ、今は考えなくてもいいか」と思えるようになる。
そんな不思議なリセット効果が、入浴にはあります。


湯船の中は、誰にも邪魔されない貴重なひとり時間。

小さな悩みや心の引っかかりも、温かいお湯に溶かすように手放していく。
そうやって、心に余白が生まれます。


五感で感じる「癒し空間」をつくる

入浴の心地よさを高めるのは、温度だけではありません。

やわらかい照明、好きな香りの入浴剤、肌触りのよいタオル――五感が喜ぶ要素をひとつ加えるだけで、お風呂時間はぐっと豊かになります。


忙しい日ほど、照明を少し落としてキャンドルを灯したり、香りを変えて気分をリセットしてみてください。
「今日もここでリセットしよう」と思える場所があるだけで、一日を終える安心感が違ってきます。


夏疲れと冷えを癒やす“ぬるめの温浴”

秋口は、実は“夏バテの後半戦”。

冷たい飲み物や冷房で内臓まで冷えていることが多く、気温が下がると一気にだるさや眠りの浅さが出てきます。
そんなときこそ、ぬるめのお湯でじっくり体を温めるのがおすすめです。


肩までつかって全身を温めるのが理想ですが、忙しい日は足湯でもOK。
“温める”ことは“癒やす”こと。
夜のバスタイムを「体の声を聴く時間」にしてあげると、明日の自分がラクになります。



お風呂場も“整える”ことで入浴効果アップ

私が「お掃除サービス」で伺うお宅の中には、ただ清潔なだけでなく、「ここなら心からリラックスできそう」と感じる浴室があります。

清潔に保たれた空間は、それだけで呼吸が深くなり、自然と背筋も伸びるもの。
逆に、カビや水アカが目につくと、どこか気持ちが落ち着かない。


入浴の効果を最大限に受け取るには、空間そのものを整えることも大切です。

香りや照明、バスマット、タオルの色など、小さな工夫で“癒し空間”に変わります。


お風呂を整えることは、自分をいたわる時間を整えること。

その日の疲れだけでなく、心のこわばりまでスッと溶けていきますね。


お気軽にお問い合わせください

私は一年中お湯に浸かる派。もちろん長湯です。
バタバタした1日の終わりをゆったりリラックスタイムで終え、心地地良い眠りにつきたいですものね。
空間を整えたい、心地よい環境にしたいけど、どうしたらいいのかわからない・・・
そんなときは、一度私にご相談ください!住まいと暮らしのサポートをいたします。

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川崎育代
専門家

川崎育代(ライフオーガナイザー)

株式会社サピュイエ

顧客に寄り添うことを大切に、生き方までしっかりと掘り下げてヒアリング。どんなふうに暮らしたいかを明確にし、人生まで整える仕組みを一緒に考える。一人一人、大事なことに集中できる環境づくりをサポート。

川崎育代プロは福井テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

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