秋の住まいを整える──ペットと心地よく過ごす工夫

川崎育代

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テーマ:ペットとの暮らし

急に涼しくなってきましたね。
朝晩はひんやりして、着るものも寝具も、秋仕様に変えなきゃと思う今日この頃。
そんな変化を一番敏感に感じているのは、もしかしたら一緒に暮らしているペットかもしれません。
言葉は話せないけれど、居場所の選び方やちょっとした仕草で「秋が来たよ」と教えてくれているんです。


こんにちは
住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。

今回は、季節の変わり目における、わんちゃんねこちゃんとの心地よい過ごし方についてお話しします。


お気に入りの場所が変わるのは“季節のサイン”

真夏はフローリングにベターっと寝そべったり、玄関のたたきで涼をとったりしていた子たち。
秋の気配を感じるにつれ、日差しの入る窓辺やふわっとした布の上を選ぶようになります。
これを見ると「あぁ、季節が変わったな」としみじみ。

お気に入りの場所が変わるということは、「どんな環境が心地よいか」を教えてくれているサインでもあります。
人がエアコンや衣替えで調整するように、ペットも自然にちょうどいい場所を探しているんですね。


丸まって眠る?それは冷えを感じている合図かも

夏の間は長く体を伸ばして寝ていたのに、最近はぎゅっと丸まって眠る姿が増えてきた…
そんなときは、少し冷えを感じているのかもしれません。
小さな変化ですが、体調を崩す前のサインにもなります。

また、毛づくろいの回数や食欲の変化も、季節や体調とリンクしていることが多いです。
「ちょっと食欲が落ちたかな?」と思ったら、寒暖差のストレスが原因のことも。

日常の様子を写真に撮ったりメモに残したりすると、「去年の今ごろはどうだったかな?」と比較できて便利です。
小さな習慣が、大きな安心につながります。


住まいも秋仕様に模様替え

ペットが安心して過ごせるように、住まいもちょっと秋仕様に整えてあげましょう。
早めにブランケットやマットを出しておくと、「ここ気持ちいい!」と自然に集まってきます。
窓際やドアの近くは冷気が入りやすいので、ベッドを少し移動するだけでも快適さが違いますよ。

特にシニア世代のペットは、寒さだけでなく足腰への負担も気になる季節です。
滑りやすい床にはマットを敷いたり、ちょっとした段差をなくしたりする工夫もおすすめ。
人にとってのバリアフリーが、ペットにとっても優しい暮らしにつながります。


秋は一緒に“ぬくもり時間”を楽しむ季節

秋になると、夏場は寄ってこなかった子が膝に乗ってくるようになったり、布団に潜り込んで一緒に眠るようになったりします。
飼い主にとってはうれしい季節ですよね。

ペットが甘えてくるのも「寒くなったからぬくもりが欲しいよ」という自然な行動。
そんな時間を楽しめるのも、秋ならではの幸せです。

居場所や仕草に気づいてあげること=健康や安心を守ること。
大げさに考えなくても、日常の中でペットの変化を感じ取るだけで十分なんです。


まとめ

季節の変わり目は、人にとっても体調を崩しやすい時期。
ペットも同じように、少しの気温差で調子を崩してしまうことがあります。
お気に入りの居場所や仕草の変化を観察することは、単なる“かわいい発見”ではなく、大事な健康チェックの一つ。

「今年の秋も一緒にぬくぬく快適に過ごそうね」──
ほんの少し住まいを見直して、人もペットも安心して、のびのびとした毎日を送りましょう。


私がサポートします!

わが家の猫たちも、夏の間はまったく見向きもしなかった毛布の上で、気づけば丸くなって眠っています。
人もペットも、ゆっくりくつろげる空間は心身の健康には不可欠です。
片づけや整理収納など、環境を整えることから始めませんか?
ペットとの心地よい暮らしをサポートいたします。

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川崎育代
専門家

川崎育代(ライフオーガナイザー)

株式会社サピュイエ

顧客に寄り添うことを大切に、生き方までしっかりと掘り下げてヒアリング。どんなふうに暮らしたいかを明確にし、人生まで整える仕組みを一緒に考える。一人一人、大事なことに集中できる環境づくりをサポート。

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