何にお金をかけたい？ 年末に“家計の使い方”を見直す方法
毎年のように猛暑が更新される日本の夏。
穏やかで過ごしやすい季節は、あっという間にどこかに行ってしまいましたね・・・
こんにちは
住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。
気温が高くなると、熱中症のリスクだけでなく、停電や断水などの災害も他人事ではありません。
「暑さ対策」と「防災」は、実はセットで見直すのがおすすめ。
今回は、涼しく、実用的に整える「夏の防災グッズの見直しポイント」を5つご紹介します。
“水分”は飲料と冷却を兼ねて備える
防災用の「水」は、飲料水だけではなく「体を冷やす水」としても考えておきましょう。
ペットボトルの水を凍らせて保冷剤代わりにしたり、タオルと一緒に使えば、首元を冷やす応急アイテムにもなります。
また、経口補水液やスポーツドリンクのストックも、熱中症対策には心強い存在。
定期的に賞味期限を確認しましょう。
タオル・ウエットティッシュは万能選手
汗を拭くだけでなく、冷やす・包む・拭くといった多目的に使えるのがタオル類。
フェイスタオル数枚と、体を拭ける大判サイズがあると安心です。
また、水が使えない状況では、ウエットティッシュやからだ拭きシートも役立ちます。
香りの強くない、無香料タイプを。
食料は「夏に食べやすいもの」を選ぶ
防災用の非常食というと、カレーやごはん類を思い浮かべる方も多いですが、夏場は食欲が落ちることも。
ゼリー飲料、クラッカー、レトルトのおかゆ、冷やして食べられるスープなど、夏でも食べやすいもの意識して揃えるのがポイントです。
最近は、冷たいままでも食べやすい「常温保存おかず」も増えています。
スーパーや無印良品などで手軽に手に入るので、日常使いしながらローリングストックしましょう。
暑さで消耗する“スマホ”を守る準備を
連絡手段や情報収集に欠かせないスマートフォン。
猛暑でバッテリーの消耗が早くなることもあるため、モバイルバッテリーの確認はマストです。
長時間未使用の場合、バッテリーが完全放電して、いざという時に使えない！ということも・・・
定期的にモバイルバッテリーの充電も心がけましょう。
容量は10,000mAh以上あると、複数回充電できて安心。
ソーラー式や手回し式の発電機付きライトなども、災害時には重宝します。
防災リュックは“夏仕様”にアップデート！
防災リュックは一度用意したらそのまま……になっていませんか？
実は、季節ごとの見直しが大事！
特に夏は、暑さ対策と衛生面の工夫がポイントになります。
入れておきたいのは、以下のような“夏ならでは”のアイテムたち。
- 冷却シート／小型の保冷剤（ケガや熱中症対策に）
- 虫よけスプレーやかゆみ止め（避難所や屋外で役立ちます）
- 汗拭きシート・ドライシャンプー（お風呂に入れないときの不快感を軽減）
- うちわや扇子、首に巻く冷却タオル（電気が使えない状況でも涼を取る工夫）
- 着替えは吸汗速乾素材のTシャツや下着に入れ替える
また、真夏の車内に保管する場合は、高温で劣化するもの（乾電池、医薬品、ゼリー飲料など）は注意が必要です。
「暑さ」と「使いやすさ」の両方に目を向けて、今の季節に合った備えにアップデートしておきましょう。
まとめ
夏の「備え」は、“もしも”のためだけではなく、“ふだん”にも活かせるのが理想です。
使わないまま押し入れに眠らせてしまうより、「ちょっと暑い日に使えるもの」「旅行やアウトドアにも使えるもの」として、見直してみてはいかがでしょうか。
いざという時も、“使い慣れたもの”が手元にあるだけで、心に余裕が生まれます。
暮らしを整える一環として、ぜひこの夏、涼しくて頼れる「防災グッズ」を点検してみてくださいね。
