なかなか始められない、やる気が出ない・・・片づけられないと悩む前に「理由づけ」
「片づけたいのに、なかなか始められない」
「何から始めたらいいのかわからない」
やる気はあるのに、いざ始めようとすると気が重くなって手が止まる…
そんな経験、誰にでもありますよね。
こんにちは
住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。
片づけの悩みは人それぞれですが、実は多くの方が似たような壁にぶつかっています。
今回は、そんな片づけのお悩みに寄り添いながら、気持ちがラクになるちょっとしたヒントをお届けします。
「やりたいけど、できない」の正体は?
「片づけよう!」と思っても、なかなか行動に移せない。
その原因は、目の前の“山の大きさ”にあります。
あれもこれも散らかっていて、「どこから手をつければいいのかわからない…」と立ちすくんでしまうのです。
でも大丈夫。
どんな大きな山でも、小石一つから動かせば、やがて道ができます。
まずは引き出しひとつ、テーブルの一角など、今すぐ終わりが見える小さな場所 から始めてみましょう。
完璧じゃなくていいんです。
「少しやれた」が、次のやる気を生みます。
完璧をめざすほど、うまくいかない
「理想の部屋にしたい!」という気持ちは素敵ですが、それがプレッシャーになってしまうこともあります。
片づけ相談でよくあるのが、「理想が高すぎて、途中で疲れてしまった」というケース。
最初から完璧をめざすと、できていない現実に落ち込んでしまいます。
大切なのは、現実に合わせてステップを刻む ことです。
片づけはマラソンのようなもの。
いきなり全速力で走り出すより、まずはストレッチして、歩くことから始めましょう。
「続ける」ことが、理想の部屋への一番の近道です。
考えすぎて疲れてない?手を動かすのが一番!
「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と考えているだけで、なんだか片づけを終えたような気になっていませんか?
実はこれ、片づけあるあるです。
頭の中でシミュレーションばかりしていると、それだけで疲れてしまって、結局何も進まない…という悪循環に陥ってしまいます。
そんなときこそ、まずは手を動かす こと。
使っていない紙袋を一つ処分するだけでもOK!
「動いた」という実感が得られると、不思議とエンジンがかかってくるんです。
まとめ:片づけの一歩は、小さくていい
片づけは、気合や根性だけで乗り切るものではありません。
「今日はここだけ」と小さく始めて、「できた!」を積み重ねていくことが大事。
そして何より、「片づけたい」と思っているあなたは、もうすでに一歩目を踏み出しています。
焦らず、自分のペースで、あなたらしい心地よい暮らしをつくっていきましょう。



