何にお金をかけたい? 年末に“家計の使い方”を見直す方法
新年度が始まり、気持ちも一新!
生活にも変化が出やすく、スッキリ暮らしたい季節です。
しかし、「家族が片づけない!」「散らかすばかりで、私ばかり片づけている!」とストレスを感じていませんか?
忙しい中で家族にも協力してほしいのに、なかなか思うようにいかずモヤモヤしている方も多いのではないでしょうか。
こんにちは
住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。
今回は、片づけが苦手な家族に「片づけしてもらうための声がけのコツ」をご紹介します。
家族のやる気を引き出す工夫をすることで、無理なく片づけの習慣を身につけてもらいましょう!
目次
1. 命令ではなく、共感から始める
命令口調で「片づけて」と頼んでも、相手はやらされ感が募るばかり。
イヤイヤするのではお互い気持ちよくありません。
「なんで片づけないの?」ではなく
「この部屋、スッキリしたら気持ちいいよね」
「ここが片づいてると、もっと快適に過ごせそう」
と
理想の状態を一緒にイメージさせましょう。
2. 家族それぞれに“片づけのメリット”を伝える
家族のタイプによって、響く言葉が違います。
「私が困ること」ではなく、「相手が嬉しいこと」がポイント。
- 夫には:「ここが片づいてると、〇〇(夫の趣味やくつろぎ時間)がもっと快適になるよ」
- 子どもには:「床に物がないと、〇〇(ゲームや遊び)がしやすくなるよ」
- 高齢の親には:「ここがスッキリすると、つまずく心配が減るよ」
単に「片づけなさい!」ではなく、「あなたにとってのメリット」を示すと行動しやすくなります。
3. "5分だけ一緒に" 作戦
どうせなら一気にやりたい!部屋丸ごとスッキリさせたい!
でも、いきなり高いハードルは途中で挫折しがち。
「全部片づけて!」ではなく
「5分だけ一緒にやろう!」
「この引き出しだけ」「この棚の上だけ」など
小さな範囲で区切ると取り組みやすくなります。
4. ルールをシンプルにする
家族が片づけに苦手意識を持つ原因の一つは、「何をどうすればいいのかわからない」こと。
特に小さい子どもには「遊んだおもちゃは元のお家(場所)に戻してあげよう」など、具体的な行動を示した方がスムーズにです。
- 帰宅したら、カバンはこのかごに
- 郵便物はこのトレイに置く
- 脱いだ服はここに入れる
など、迷わずできるルールを作ると習慣化しやすくなります。
5. 片づけを“習慣化”するための仕掛け
片づけた後のスッキリした空間の気持ちよさは、誰もが知っています。
ちょっとした声がけで、さらに片づけの行動自体を楽しい時間に変えましょう。
- 片づけたら、すぐに「ありがとう!」と声をかける
- 家族が自主的に片づけたときは見逃さずに褒める
- 好きな音楽をかけながら、家族みんなで短時間だけ片づける「片づけタイム」を作る
「片づけると気持ちがいい」と感じる習慣ができると、声をかけなくても動くようになります。
6. それでもやらないなら、“片づけの影響”を伝える
片づけることでの「あなたのメリット」だけでなく、時にはやらないことでの「あなたのデメリット」を伝えることも効果的。
- 「このままだと、〇〇(探し物が増える、部屋が狭く感じる)になっちゃうね」
- 「床にものがあると、つまずいたりするから危ないよね」
強制ではなく、現実的な影響を伝えると「ちょっとやろうかな」という気持ちになりやすいです。
7. 自分だけが頑張らない仕組みを作る
「私が全部やるのが当たり前」にならないように、負担を分散することも大切。
それぞれが自分のできることで「共家事」の仕組みを作りましょう。
- 「片づけ担当を決める」(夫は玄関、子どもはリビングの一角など)
- 「タイミングを決める」(夕食前にリビングをリセット、寝る前に各自の持ち物整理など)
家庭のルールとして組み込むと、「言わないとやらない」状況を減らせます。
まとめ
家族に片づけを促すには
- 共感しながら理想の状態をイメージさせる
- 家族にとってのメリットを伝える
- 短時間・小さな範囲で始める
- シンプルなルールを作る
- 褒めたり、楽しい雰囲気を作る
- 影響を伝えつつ、自分だけが頑張らない仕組みを作る
特に「命令ではなく、ポジティブな声がけ」が大事。
家族をうまく巻き込みながら、春に向けてスッキリした暮らしをつくっていきましょう!



