新年のスタートは“暮らしを整える”ことから始めよう
こんにちは
住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。
私は片づけ・整理収納のサポートを提供する傍ら、ある家事代行サービス会社で業務委託としてお掃除の仕事も行っています。
一口に家事サポートと言っても、いくつかの種類があります。
お客様の代わりに家事を行う「家事代行」、専門の道具や技術が必要な「ハウスクリーニング」、そしてお客様と対話しながら一緒に進める「コンサルティング型サービス」・・・
私が関わるサービスも、内容や目的によって異なります。
先日、自治体の方と家事サポートについて考える機会があり、家事支援サービスの提供者としてインタビューを受けました。
共働き世帯が増える中で、家事負担に悩む方は多く、行政や自治体も家事支援サービスの拡充に力を入れています。
この機会を通じて、私が本当に役に立ちたいサービスやサポートしたい人について改めて考えました。
家事負担の現状とサービスの必要性
共働き世帯が増加する一方で、家事負担の偏りは依然として大きな課題です。
近年、夫の家事・育児時間は少しずつ増えているものの、女性の負担が依然として大きく、夫婦間での認識のズレも指摘されています。
その結果、「家事が原因で夫婦喧嘩が増えた」「片づけや掃除がストレスになっている」といった悩みを抱える方も少なくありません。
こうした状況の中で、家事支援サービスは単なる「時間の節約」だけでなく、家庭の円満や生活の質の向上にも貢献できます。
実際に私のサービスを利用された方から、「散らかりや掃除のことで夫婦喧嘩が多かったが、サポートをお願いするようになってから関係が良くなった」との声をいただいたことがあります。
家事がスムーズに回ることで、家庭内のストレスが減り、より快適に暮らせるようになるのです。
家事支援サービスに対するハードルは?
一方で、家事支援サービスの利用にはいくつかのハードルがあります。
まず、「家事は自分でやるもの」という意識が根強く、サービスを利用することに罪悪感を持つ人も少なくありません。
また、どのサービスを選べばいいのかわからない、費用が負担になる、といった理由で利用をためらう方も多いのが現状です。
こうしたハードルを取り除くためには、家事支援サービスの価値を伝え、もっと気軽に利用できる環境を整えていくことが重要だと感じます。
暮らしを支えるお手伝いとして
今回のインタビューを通じて、私は改めて「家事サポートは暮らしを支えるお手伝い」だと実感しました。
片づけや掃除は単なる作業ではなく、それによって生活がスムーズになり、気持ちに余裕が生まれます。
私は、そんな暮らしの土台を整えるサポートをしていきたい!
家事負担に悩む人が少しでも楽になり、より快適な暮らしを送れるよう、これからも役に立てるサービスを提供していきたいと思います。