引っ越しをきっかけに、未来の暮らしをデザインする
こんにちは
住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。
春は変化の季節。
学業や仕事の節目を迎え、新たな環境へと踏み出す人も多い時期です。
そんなときに避けて通れないのが「引越し」。
新しい環境にワクワク楽しみな反面、荷づくり荷解きが面倒で憂鬱だという気持ちもわかります。
ですが、引越しは片づけスイッチが入りやすく暮らしを整えるなによりのチャンス!
引越し前の準備時間をしっかり用意することで、新生活がスムーズにスタートできますよ。
うまくいく引越し
引越しは、単に住む場所を変えるだけでなく、これまでの生活を整理し、新しい生活の準備をする大切な機会でもあります。
しかし、実際に引越しを終えた後に、「収納がうまくいかない」「未開封の段ボールがそのまま」など、整理収納に関する後悔やお困りごとを抱えている人も少なくありません。
私が片づけサポートに伺ったお客さまの中にも、「引越しして収納場所は増えたのに、物が収まらない」とおっしゃって相談に来られます。
私自身も何度か引越しを経験していますが、そのたび「やっておけばよかった」と後悔したことが・・。
自分の失敗経験からも、「引越しは事前の準備が9割!」なのです。
引越し後に後悔しやすいポイント
①収納スペースが足りない
新居の収納スペースを十分に確認せずに引越しをすると、持ち込んだ荷物が収まりきらないことがあります。
②未開封の段ボールが放置される
引越し後、忙しさにかまけて開けていない段ボールが半年以上経ってもそのまま…というケースも。
③荷物の整理がうまくできない
以前の住まいでの収納方法が新居では合わず、使い勝手が悪くなることがあります。
荷づくりは比較的スムーズに進むものの、引越し後の荷解きや収納が大変だったとの声が多く寄せられています。
引越し後に後悔しないための対策
①物の見直し:事前に持ち物を整理しよう
「本当に必要なものだけを持っていく」ことを意識し、不要なものは処分しましょう。この時、「使っている使っていない」の判断だけでなく、ストック品など物の量についての見直しも行いましょう。
②場所の見直し:新居の収納スペースを確認しよう
あらかじめ収納スペースの寸法を測り、持ち込む家具や荷物の配置を計画しておくとスムーズです。
収納が足りないかもと、とりあえずで収納用品を買ってしまうことはやめましょう。
③方法の見直し:新居での暮らし方をイメージしよう
当たり前と思っていた収納場所や仕方が、自分にとって本当に使いやすいものかどうかの見直しです。
動線を意識することで、ぐっと家事効率のいい収納になりますよ。
引越しは新たな生活のスタート。
事前準備と計画をしっかり行うことで、スムーズな移行をめざしましょう。



