書類整理のコツ【情報は鮮度が命】
こんにちは
住まいと暮らしのコンサルタント 川崎育代です。
前回の投稿から少し時間が経ってしまいました。
・・というのも実は
パソコンが起動できない状態のままフリーズしてしまい、回復作業に四苦八苦していたのです。
その間、時間ばかりかエネルギーも奪われ、すっかりリズムが狂ってしまいました。
常日頃、「準備する」ことを重要視してきた私でしたが
予期せぬトラブルが起こり、「こうなる前にやっておけばよかった」と後悔する羽目に・・・
そこで今回は、そんな私の体験から改めて気づいた「整理の大切さ」についてお話しします。
パソコンのトラブルから学ぶ、余白の大切さ
トラブルの原因を探ってみると、容量がいっぱいでアップデートできない状態!
「そろそろ減らさなきゃ、そのうち、今度…」と後回ししてきた結果、システムに不具合が起きたのです。
このままの状態で使うことが困難となり、パソコンを初期化することにしました。
幸い、保存していた写真や動画、作成したファイルにはアクセスできたので、大切なデータを取捨選択しながら整理したのです。
私のこの状態は、狭い空間に物をパンパンに押し込み、扉を閉めて中が見えないようにしていたのと同じこと。
これでは、使いたい時「見つからない」「取り出せない」。
おまけに、ぎゅうぎゅう詰めのせいで大切な物が壊れたり傷んだり、使えなくなってしまいます。
パソコンやスマホといったデジタルだけでなく、書類や本などの紙情報も同様です。
不要な情報が溜まっていると、動作が遅くなり作業効率が落ちます。
必要な情報を探すのにも時間がかかり、余計なストレスが生まれます。
結果、無駄な時間とお金とエネルギーを費やすことになってしまうのです。
物や空間整理と同様、時間や情報整理の大切さ
整理収納のプロとして、片づけの本質は「管理しやすい状態をつくること」だと考えています。
目に見える部分を整えることはもちろん大切ですが、見えない部分こそしっかりと整える必要があります。
特に、デジタルデータの整理は後回しにしがちですが、意識的に取り組むことで仕事の効率や日常の快適さが向上します。
以下のような方法を取り入れると、よりスムーズに整理が進みます。
- 定期的に不要なデータを削除する:月に1回、不要な写真やファイルを整理する習慣をつける。
- フォルダをカテゴリーごとに分ける:仕事、プライベート、趣味など、用途別に整理することで必要なデータをすぐに見つけられる。
- クラウドや外付けストレージを活用する:本当に必要なデータを安全に保存し、パソコンの容量を確保する。
- スマホのアプリやデータも整理する:使わないアプリは削除し、写真やメモも定期的に見直す。
また、物理的な空間の整理も同じです。
引き出しやクローゼットの中を見直し、「使っていないもの」「役割が重複しているもの」「期限が切れているもの」を手放すことで
より快適な生活空間を作ることができます。
一人ひとりに寄り添うサポートの大切さ
災害や事故と違い、このトラブルはなんとか自分で対処できるものでしたが
やはり突発的な出来事を想定し、日頃から環境を整え準備しておくことが大切です。
今回、真っ暗なパソコン画面の前で真っ青になっている私に対し
的確な指示とアドバイスで電話サポートしていただいた方に助けられ、無事問題解決できました。
アドバイザーの親身な対応に感動し、私自身も困っている人を支える仕事をしているのだと改めて実感しました。
もし住まいや暮らしづくりにお困りなら、一人で抱え込まず、誰かの手を借りることをおすすめします。
少しの工夫とサポートがあれば、驚くほど快適な環境が手に入ります。
まずは「何を整えたいのか」を明確にし、小さな一歩を踏み出してみてくださいね。