中小企業をワンストップで支援する経営コンサルタント本郷茂

中小企業をワンストップで支援する経営コンサルタント

本郷茂

士業との連携で、経営企画や財務、法務、人事労務、採用など幅広い悩みに対応

　「経営のことを気軽に相談できる専門家がいなくてお困りの経営者さま、当方が力になります」と話すのは、「S&Hコンサルティングパートナーズ」代表の本郷茂さん。千葉県野田市にオフィスを構える経営コンサルタントであり、社会保険労務士です。

　「人材不足などを背景に、社内の体制が整っていない小規模の企業さまは、コンプライアンスやパワハラ対策など、世間が求める企業像に追いついていないところが少なくありません。不祥事も含めてSNSですぐに拡散される時代ですから、万全の対策が必要です」

　例えば、従業員に時間外労働をしてもらうにあたり、三六協定といった必要な届け出をしないまま、月に何十時間も残業をさせていたケースも珍しくないとか。
　「法令に則った、繁忙期や緊急時に実働してもらえるよう就業規則を定めるなど、売り上げや利益を伸ばしていくための施策をご案内しました」

　役所への各種申請書類の提出や賃金台帳の管理など、会社を滞りなく運営していくために欠かせない業務のデジタル化による効率アップもサポート。市役所で年金相談員を兼務していることから、年金に関する助言も得意としています。
　「年金に対して不安を感じている方、よく分からないという方も多いと思います。従業員の入社や退職に伴う年金の手続きや、未納期間（免除等）への対応などもお手伝いします」

　本郷さんは、弁護士や税理士らと連携し、経営企画や財務、法務、人事労務、採用など、多岐にわたる悩みをワンストップでサポート。宅地建物取引士の資格も保有し、事業用不動産の利活用なども提案しています。

財閥系リース会社に30年以上勤務し、支店長や営業本部長を歴任。営業戦略も立案

　何が経営上の問題なのか客観的な意見がほしいけれど、弁護士や税理士はハードルが高いというも場合も、ぜひ声を掛けてほしいと本郷さんは力を込めます。

　「士業の先生に何を、どのように尋ねたらほしい答えが得られるのか、意外に分からないもの。当方が間に立って、経営者さまが聞きたいことや、解決したいことを的確に伝えてFBします」

　自身も弁護士や、税理士、社労士の顧問をつけ、さまざまな相談をしているとのこと。
　「『自分自身が社労士なのに顧問の社労士がいるんですか』と驚かれることもありますが、専門家や第三者のアドバイスを受けることの大切さを身を持って感じていますし、得た知見はクライアントの皆さまに還元もできます」

　本郷さんは、財閥系リース会社に30年以上勤務。営業畑を歩み、支店長や営業本部長などを歴任。支店長時代には地方銀行や地銀系リース会社との協業を実現させました。また、営業本部長時代には自動車系ファイナンス会社や商用車メーカーとの3社による新会社設立に奔走。執行役員に就き事業を軌道に乗せるなど、幅広く経験を積みました。
　2023年に定年退職。これまでの経歴や、在職中に取得した社労士や宅建士などの資格を生かしたいと、起業しました。

　「専門分野に特化した中小企業でよく見られる『営業が苦手、弱い』という課題も、どうぞお任せください。バブル期からバブル崩壊、リーマンショックなど、時代の荒波の中で営業実績を上げてきましたので、営業戦略の立案もいたします」

悪いことはすぐに事態が進む。経営状況を共有するパートナーとして経営者を支援

　会社員時代に延べ1万社を超える企業向け与信・取引を経験したことも強み。金融機関がその企業の決算状況や信用調査についてどう捉えるか、また、どこを改善したら信用力がアップするか、適切にアドバイスします。

　「親しみやすさと誠実さがセールスポイント。座右の銘は『電光石火』」と、笑顔で語る本郷さん。クライアントからの問い合わせには、その日のうちに回答するのが基本姿勢です。

　「例えば、金曜日の夕方に問題が発生すると、関係者と連絡が取れず結局月曜日の朝にやっと着手といったことになりがちです。当方では、可能な限り関係者に接触したり対策を構じたりします。できれば金曜日中に解決し、できない場合でも月曜日まで状況をモニターし続けることで、問題の悪化を防ぎます」

　いいことはなかなか進まないけれど、悪いことはすぐに事態が進むため早めの対処が肝心と言います。
　「売り上げアップや取引の成立は、時間と手間がかかりますよね。反対に、トラブル発生による契約解除などはあっという間なんです。こうした事例は多数あります」

　クライアントからは「とにかく何事も迅速に対応してくれるので、前倒しで経営戦略を進めていける」「他の重要な経営項目に時間を充てられるようになった」「社内文書や契約書の適法性の判断、作成提出が早くできるようになった」と評価されています。

　「一社一社顔の見える関係を築きながら、常に経営状況を共有できるパートナーとして、長く経営者さまを支えます」

（取材年月：2023年11月）

電光石火で相談に応え、中小企業の経営をワンストップでサポート

士業との連携で、経営企画や財務、法務、人事労務、採用など幅広い悩みに対応

財閥系リース会社に30年以上勤務し、支店長や営業本部長を歴任。営業戦略も立案

悪いことはすぐに事態が進む。経営状況を共有するパートナーとして経営者を支援

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