髙森えりかプロのご紹介
ものづくり”や“まちづくり”とリンクさせて、畳文化を世界に紹介(2/3)
熟練職人が手掛ける質の高い畳と八戸の魅力をアピールすべく活動
子どもの頃から八戸の町が大好きだったという髙森さん。過疎化が進み、中心街が廃れていく様子に心を痛めていた高校時代、まちづくりのワークショップに参加します。そこで、後に恩師となる弘前大学の北原啓司さんをはじめ、高い志の大人たちと出会いました。
「不満をこぼすだけではなく、にぎわいを取り戻すために実際に頑張っている姿に感動しました。自分もそういう人になりたいって思ったんです」
弘前大学・大学院を卒業後は「世田谷トラストまちづくり」に就職。急速に変化する東京で、街並みの保全や地域コミュニティーの形成などに携わりました。
「とても勉強になり面白かったのですが、その間も八戸のことはずっと考えていました。このスピードで八戸を変えるのは無理だなとか、家業が畳屋だとか、ハンドメイドが好きだとか。自分の特長を地元の活性化とリンクできるのではないかと思い、2019年にUターンターンしました」
ゆくゆくは3代目を期待されていますが、選んだのは職人ではなく広報。父はCADを、自身はSNSを駆使するなどそれぞれの得意分野を生かし、老舗を支えます。
髙森さんは畳だけにとどまらず、八戸の広報にも取り組んでいます。国内で最大級規模を誇る館鼻岸壁朝市で、ゆるキャラ“イカドン”の中に入ってファンを獲得し、観光客を全国から呼ぶことに成功しました。
「工場では父をはじめとした熟練職人が高品質の品を手掛け、町では私が畳や八戸の宣伝をする。そんな両輪で進んでいけたら」
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